ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンモーレンジィ トーキョー

ラベル情報:

GLENMORANGIE

A TALE OF TOKYO

A MARRIAGE OF WHISKY AGED IN MIZUNARA, BOURBON AND SHERRY CASKS

46%

 

香り:複層的な樽感が迎えてくれる。ワイン樽のような、おそらくシェリー樽の印象が多い。デーツ、まったりと甘い香り。オレンジの皮。微かな夏の草原。

味わい:複数の樽を感じる。シロップ、葡萄。微かな石鹼。それが過ぎるとモーレンジィらしさ、熱をいれたオレンジ、蜜っぽさ、優しい甘み。生姜やナッツ、まったりとした余韻。

好み:★7 75

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

甘いトフィーをお香の柔らかさに込めて、光まばゆい夜のように散りばめたペッパーのスパイシーさと対照的なビターチェリーの果実味。フレッシュオレンジの皮の風味がアーモンドフレークや深いオークの香りに溶け込んでいきます。 

 

※裏ラベルより

 

 

AROMA 刺激的でハーバル、お香とトフィーの香り、興味を惹かれるハーブのトップノートに続いて、革用の石けんや蜜蝋、ウッドレジンやシダーウッドの香りが追いかけてきます。​

TASTE 胡椒の刺激にはじまり、しっかりとしたオーク、フェンネル、ベチバーの根、挽いた白胡椒、酸味のきいたオレンジ、ビターチェリー、アーモンド、そしてウッドレジンが現れます。​ 

 

 

雑感:“お香” 、おそらくミズナラカスクの影響を指していると思うのですが、自分にはよく分かりませんでした。ワイン樽(のようなもの)が多いと感じられたのは、自分には苦手なテクスチャーだったからかな。

フェンネル” や “ベチパーの根” はハーブの種類。漠然と ハーブ香 と挙げがちですが、それぞれ個性はありますよね。その辺りも頭に入れられたら楽しそうです。

 

 

雑感:モーレンジィとミズナラカスクの組み合わせ。

キャッチーで惹かれますよね。

 

購入出来ずともどこかで出逢えたらと願っていましたが、地元で機会に恵まれました。

ひと口飲んでみたいという人は多いでしょうから、無くなる前に紹介して貰えたのは幸運なこと。ありがたいです。

 

 

中身はまったりとしたモルト

ロックでも良さそうに思いました。

 

実際、オフィシャルサイトでビル・ラムズデン博士はロックグラスを手に取っていますし、

カクテルのレシピも紹介されています。

 

この感想は間違っていないようです。

 

 

ケークやフォレスト、このシリーズはストレート以外での飲み方に主軸が置かれている気がします。

バーにあって色々な人が楽しむことを目指したシリーズなのかも知れませんね。