ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

嘉之助 ニューポット 2018年蒸留

ラベル情報:

嘉之助

NEW POT

Batch No. 18001

Date Ditilled 15.Jan.2018

59%

 

香り:ドライ。よく知る木工ボンド香。籾殻、アルミ箔。少しのソルティ。葡萄の葉。

味わい:リーフの香り、フラワリー。(グラッシーとは少し違う感じ)。セメダイン。柑橘系。白いスパイス。グラッパような気配も。モルトの白い部分。

昔ながらのニューポッティ。

好み:★6 66

 

 

雑感:業界全体としてビルドアップしているのかな と。

今回、同時に亀田蒸留所の新しいニューポットも飲ませてもらったのですが、

そちらに比べると、嘉之助のこのニューポットは粗さが目立つような印象がありました。

 

もちろん蒸留所毎の個性、方向性の違いはあると理解はしているのですが、

それ以上に質の整い方に違いがあるようにも思えたのです。

 

そこに業界全体で蓄積された技術のようなものがあるのかな と感じました。

後発組は、技術面で少しだけ進んだところからスタートできる。

 

 

業界全体が前に進んでいるのなら素敵なことですよね。