ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

安積 山桜 ニューボーン(バーボンバレル ファーストフィル)

ラベル情報:

ASAKA

YAMAZAKURA

NEWBORN SINGLE CASK

Distilled : 2016.9.17

Cask in Date : 2016.10.06

Bottled : 2017.06.27

Cask Type : American Bourbon Barrel First Fill

Cask # : 6226

Variety of Barley : Crisp Malting Group ( Odyssey & Concerto )

Batch Size : 400kg of Malt

Wash Back : no, 704

Pot Stills : no.2. 1000L Copper Still / Straight Head,Downward Line Arm / Indirect Fire,Shell & Tube Condenser

63.3%

 

香り:バニラ、甘い樽香。白い木材の香り。冷たいスパイス。溶剤感。

味わい:ピリピリする。ワックスでコーキングされたバニラとオレンジ。ケミカルな甘み、ミネラリー。木材の香り、焦げ感。乾いた煙。グラッシー。溶剤感、仄かにフローラル。殊の外甘く長い余韻。

好み:★6 63

 

 

雑感:ピートで覆わない素の味わい。

安積蒸留所では、樽熟成の期間が一切ないものをニューポット、少しでも熟成したものをニューボーンと区分けしています。

こちらは、19日間熟成のニューボーン。

 

ファーストフィルだからでしょうか、薄金色に染まっていることに驚かされます。

熟成を経た白ワインみたいな美しい色。

 

 

当然ですが白ワインと違い、味わいは荒々しいです。

刺激がピリピリニューポッティ。(ニューボーンディ?)

 

ただそれでも、余韻の甘みは魅力を感じます。

そして、空けたグラスから香る香り。

仄かに花の香りも感じるような…

 

 

このボトルを飲んだあとに、先のブレンデッドを飲むと

とてもふくよかで美味しく感じます。

 

オススメです(笑)

 

 

 

このボトルは稼働初年の蒸留モルト

今はもっと品質が向上しているのでしょう。

 

現在のニューボーンと比べてみたいです。(今も販売しているのかな?)