ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ブルックラディ ブラックアート エディション09.1: 29年 1992

ラベル情報:

BRUICHLADDICH

Black Art EDITION 09.1:

29 AGED YEARS

1992

44.1%

 

香り:可愛らしく魅力的なフルーツ香。黄色いフルーツ。モルティにクリーミー。籾殻。

味わい:クリーミーでフルーティ。ソフトフルーツ。モルトの甘み、白粉、黄色いフルーツ、八角、甘やかなオークスパイス。

好み:★9 93

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

<香り> ひたすら圧倒される。トロピカルフルーツ、ココナッツ、タバコ、オーク、スパイス、そして松の葉を炙った香り。これらのアロマが複雑に絡まり合っている。この優美なウイスキーは少し時間をおくと、マンゴー、蜂蜜を垂らしたメロン、あたたかみのあるオレンジの皮、パイナップルのグリル、熟したサマーストロベリーが現れる。魅惑的でみずみずしく、フルーティーな香り、そして樽由来のココナッツ、ジンジャー、バター風味のショートブレッド、バニラ・カスタード、そしてほのかにタバコが優しく香る。

<味わい> ひとたび口にすると感じられるとろみと深みは、このうえなくすばらしい。樽由来のタバコの香り、黒砂糖、チョコレート、ココナッツの味わいがベースとなって、さまざまな果実が混ざり合ったみごとな味わいが輝くばかりに感じられる。水を一滴だけ加えもうひと口含むと、何層にも編み込まれた味わいの世界が広がる。

<フィニッシュ> うっとりするようなフルーティーな甘味がいつまでも口中に残る。アプリコット、マンゴー、ベイクド・バナナ、トーストしたオ ーク樽由来の甘味、蜂蜜とバニラ。永遠にとどまってほしいと願わずにはいられない。

<特徴> 本作は、シリーズ第1弾を造った際の基礎作りから着想を得ている。それは何層ものフレーバーを粘り強く追い求める地道 な作業だった。ウイスキーは最上級の樽の中で眠りにつき、繊細な風味を幾重にもまとい、さらに熟成を重ねた。樽ごとに、新しい方向性を目指し、細心の注意を払って見守り、テイスティングを行った結果、ついに完璧な段階にたどり着いたのだ。

 

※通販サイトより

 

反芻:長い!汗。どうでしょうか? 大きくズレてはいないように感じるのですが。

気になったのは、味わいの “樽由来のタバコの香り” 。これは所謂、焦げ感を指しているのか、ピートを示しているのか、、どちらなのでしょう? 樽由来のピートだとすると、直前に熟成していた原酒がピーテッドだったのでしょうか。

 

 

雑感:オフィシャルボトルのパワーを見ました。

フレッシュなフルーツな香りに対して、

味わいはコクのあるフルーツの旨み。

 

頬が緩みます。

堪らないです。

 

価格はシビアですが、その価値がありと思います。(購入していませんが大汗)

 

 

全世界12,000本ボトリングだそうで。

シングスカスクカスクストレングス? 何するものぞ! そんなパワーを感じました。