ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ティーニニック 13年 2009 BBR ウィスク・イー

ラベル情報:

TEANINICH

VINTAGE 2009

Bottled 2022

Cask HOGSHEA  Cask No. 11090

Finish TOKAJI GONCHI

56.1%

BOTTLED EXCLUSIVE FOR: Whisk-e

BERRY BROs & RUDD

 

香り:アカスグリ、煙。籾殻。木の枝。

味わい:ワインカスクのクセ、甘み。溶けかけのバニラアイス。アカスグリアプリコット、砂糖。キリリとスパイスの刺激。オーク香、焦げ感。まったりとした甘み漂うフィニッシュ。

好み:★6 66

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りは白ブドウのアロマが溢れ、穀物の自然で優しい甘さとトカイワインのフルーティな甘さが絶妙に調和した味わいです。ラグジュアリーなマウスフィールと共にリッチなフレーバーをお楽しみください。

 

※通販サイトより

 

反芻:オフィシャルのコメントでは、甘さだけが挙げられているのですね。もちろんその傾向が大部分なのですが、スパイシーだったりオーク香だったりも確かにあると思うのですが…。

“ラグジュアリー” という表現も難しいですよね。自分がその言葉からイメージするのはサントリーの響ですが、このボトルの雰囲気とは全く違いますし。

 

 

雑感:この傾向が好きな方には響く1本だと思います。

トカイワイン樽でのフィニッシュ。

その特徴が色濃く感じられるモルトです。

 

トカイワイン樽で思い出すのは、モーレンジィのケークですが、

それよりももっと赤い果実感がありました。

酸味の強い果実感。

 

比べて味わうのも面白そうです。

 

 

 

ワイン樽熟成のモルトの飲み比べも面白そうですね。

熟成に使われたワイン樽の産地ごとでどのような違いが出るのか、興味が出て来ました。