ラベル情報:
GLENMORANGIE
A TALE OF CAKE
TOKAJI DESSERT WINE CASK FINISH
46%
香り:柔らかい甘さ。オレンジ、桃缶。生クリーム。プレーンな樽香。
味わい:賑やか。明るく甘い。ミックスフルーツを口に放り込んだよう。生クリーム。シナモン、ジンジャークッキー、スパイス。収斂味も少しだけ。
好み:★7 74
【オフィシャルのテイスティングコメント】
濃厚な黄金色の外観に反して、ピュアで鮮やかな印象の甘みと幾層にも重なる蜂蜜やホワイトチョコレート、フルーツ、軽快なミントの複雑な味わい
香り:複雑で濃厚、幾重にも重なるパッションフルーツ・ピーチ・洋ナシ・マンゴーの味わいが弾ける。その後、焼いたパンやオークの穏やかな香り、火打石のミネラル感が現れる。最後に、グレンモーレンジィらしい蜂蜜やバニラ、アーモンドのような香りやミルクチョコレートのニュアンスが続く。
味わい:口に含むと、驚くほどの甘美な香りとフレッシュな味わいが同時に感じられ、弾ける風味とケーキのような蜂蜜、ホワイトチョコレート、アプリコット、アーモンドやバニラ、洋ナシの甘みが続く。
加水:柑橘の香りが強まり、アプリコットやエルダーフラワー、ハナスグリ、ハニーポーレーン(ミツバチ花粉)、桃のシロップのような味わい。
反芻:“幾重にも重なる” フルーツの表現が重なっていて嬉しいです。でも他は共通項が少ないですね。
“火打石のミネラル感” が気になるので、改めて味わえるチャンスがあれば良いのですが。また、その際には加水も試してみたいです。
雑感:ケーキにまつわる幸せな体験。
2020年に限定販売されたボトル。
バーボン樽熟成、ハンガリー産トカイワイン樽フィニッシュの1本。
ワイン樽フィニッシュは、短期間でも影響の大きいものと思いますが、
そこに由来するネガティブなテクスチャーは感じられませんでした。
ブレンダーの腕の良さによるものでしょう。
流石はオフィシャルのボトル!
このボトルを開封直後に味わった時には、目立って良いものとは思えなかったのですが、
瓶底も近くなった今回は、多種のフルーツが感じられて素晴らしい1杯になっていて驚きました。
味わえて幸運です。
こうなると、この後に出た ウィンター も気になってきます。
まだ武川さんで買えるんですよね。。