ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ヘリヤーズロード オリジナル 2023年流通

ラベル情報:

HELLYERS ROAD

ORIGIAL

TASMANIA SINGLE MALT WHISKY

46.2%

 

 

香り:若い印象、ポタニカルなテクスチャー。麦畑。白い甘み、ミントシロップ。オレンジのカクテル。ハッカの冷たさも少し。

味わい:香りに反して温かい印象。籾殻の苦味、穀物の甘み。ジンジャーやクローブ、角の取れたスパイス。シロップ。ミントやオレンジの皮。仄かにスモーキーな余韻。

好み:★7 70

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

レモンやオレンジのような柑橘系の香りとバターを塗ったばかりのサワードウを思わせる香ばしい残り香が特徴。

口に含むとほのかにバニラの甘みやメープルシロップ、フレッシュなブリオッシュが感じられます。

 

※通販サイトより

 

反芻:なるほど といった印象です。“サワードウ” も伝わってきます。香りよりも味わいの方にですが。

 

 

雑感:3年ぶりの再会。変化に驚かされました。

ピーテッドモルトも味わうことが出来ました。

あちらは正直、うんなるほど…といった感想。慌ただしかったも大きいと思いますが、自分には個性を拾うのが難しかったです。

 

 

(いきなり別のボトルの話から始まってしまいましたが)

驚かされたのは、このオリジナルラベル。

こちらを注文したのは、あのリキュールっぽさをもう一度味わってみたいという悪乗り&興味本位からだったのですが、全く表情が変わっていました。

 

ウイスキーになっていました。(とても失礼な表現ですよね。でも本当にそう感じたのであえてそのまま… m(_ _)m )

 

酵母から変更したりしたのでしょうか。

熟成やブレンドよりも、もっと根本的な変化に感じられたのです。

 

 

以前に味わったものは、2020年流通ボトル。

今回のものは、2023年流通ボトル。

 

3年分の進歩が確かにあります。(何様?)

 

次の3年5年でどのように変わるのか、とても気になります。

その頃の10年熟成ものも味わってみたいですね。

 

 

 

北極圏にオーロラが現れた時には、

南極圏でも全く同じオーロラが現れているそうです。

 

 

南半球のウイスキーも愉しんでいきたいですね。

 

 

 

 

(よろしければ)

 

記事をひとつに纏めようかとも考えたのですが、ラベルが変わっているので別物としました。

 

 

 

(以下余談)

オフィシャルのコメントも変わっていくのですね。

 

今回のボトルと過去記事のボトルで、オフィシャルのコメントが変わっていました。中身が変わればコメントも変わるのが当たり前 と言われればそうなのですけれど。

 

ですが例えば、タリスカー 10年 はラベル変更後もコメントは変わっていません。あちらもかなり味わいが変わったと思うのですが…

 

こういったことは、記録を残しておいてこそ気付けるものですね。