ラベル情報:
鶴
43%
原材料:モルト、グレーン
香り:グレーンのべたっとした甘さ、メロウ。青いメロン、青林檎。焦げた木材。薬草感も。
味わい:まろやかな甘みと仄かな苦み。蜜蝋、瓜系のフルーツ。シロップ。焦げた木材、豆殻。底の方にベリー系の甘み。ミント、僅かにグラッシー。
好み:★6 65
【オフィシャルのテイスティングコメント】
甘く豊かな樽熟成の香りとフルーティーな香りが調和。
まろやかな口当たりで、なめらかな甘いコクとビターな味わいが口いっぱいに広がります。甘く華やかな香りとほろ苦さ、ほのかなピートの余韻が長く続きます。
※裏ラベルより
反芻: “甘く豊か” というより 甘みが豊か に感じました。“ほろ苦さ” も好印象で良いです。ただ、 “華やか” かな? とも感じました。
微加水するとこってりしてきます。この傾向が好きな人には響くかと。
雑感:余市蒸留所限定販売も
元々は17年のエイジングボトルで、ニッカのブレンデッド最高峰に位置していた鶴。
このボトルは NA となった時期のもの。
そして現在は終売してしまったボトルです。
余市や宮城峡をはじめ、ニッカのオフィシャルのエイジングボトルがなくなって久しいです。
年数ものがNAになって、NAが終売になってしまったら、古くからのラバーの方々がウイスキーブームに苛立つのも理解できます。
自分はブームだからこその豊かさを甘受しているのでへんなことは言えないのですが…
ともあれ。
もし再販売されるようでしたら、ハーフボトルで結構ですのでエイジングものをお願いしたいです。
やっぱりニッカブレンデッドの深みのある味わいを愉しみたいですから。
そもそもお土産ものとしてはハーフボトルも悪くないと思うのです。