ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

キルホーマン 7年 2013 TWC

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ラベル情報:

KILChOMAN

DATE FILLED 4.4.2013

DATE BOTTLED 26.2.2021

CASK NUMBER 1980/2013

RUBY PORT SINGLE CASK FINISH

PHENOL LEVEL 50 PPM

57%

BOTTLED EXCLUSIVELY FOR THE WHISKY CREW

 

香り:煙草、フルーティでピーティ。葡萄、ハッカ。マスカット、洋梨、甘酸っぱいイメージ。

味わい:薄めた葡萄ジュース、乾いた草。薬草。焦げた木材。ドライレモン。ミネラル感。一瞬モルトの甘みが浮かんで。フィニッシュは短い。

好み:★7 74

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りは暖炉のあるダイニングルームのような温かいスモーク香から立ち上がり、木苺やブラックカラント、ブルーベリージャムを連想させる甘くチャーミングなベリー香へ続きます。普段のキルホーマンの力強いスモーク香とは異なり、愛らしい甘い香りが非常に好印象です。

味わいもポートカスクからベリー系の甘さを絶妙に引き出しています。エステリーな酒質にわずかにフェノリックなアタック。そのあとにすぐラズベリーシロップやフルーツクリーム入りのチョコレートのような甘さとほろ苦さが口いっぱいに広がります。テイストも香り同様ベリー系のジューシーな甘さがあり、一般的なアイラモルトとは一線を画す味わいです。

アイラモルトというと少し肩に力が入ってしまうような力強さが醍醐味のひとつですが、このようにルビーポートカスクで絶妙にフィニッシュをかけると非常に親しみやすいスタイルにも仕上がるという好例を示してくれているカスクです。ぜひ、キルホーマンの新境地をこの1本でご堪能ください。

 

 

 

反芻:また(大汗)。前回に引き続き。。

大きなところでは、“ベリー系” を挙げられていませんね。薄めた葡萄ジュース という表現を苦心して絞り出したことを思い出しました。なぜかベリー系のコメントが浮かんでこなくて、この感じなんだっけなんだっけ…となっていました。

なぜ浮かばなかったんだろう

甘酸っぱいとは言えていますケド(強がりです)

 

 

雑感:重ねて飲みたいし、他のボトルも飲みたくなりました。

いい香りでとても好きです。

なのでもっと良いところを繊細に拾えるようになりたいです。

 

 

キルホーマン、ラベル情報もしっかりとしているので

飲み込んでいくことで経験値も大きくためることが出来ると思うのです。

オフィシャルのコメントがあったらそれも勉強になりますし。

 

その人気故ボトル購入は難しいですが、逆にバーに行けば様々なボトルと出会える印象の蒸留所。

自分のようなビギナーにはキルホーマンは積極的に経験すべきブランドなのかも。

 

 

この先バーに行ったら意識していたいと思います。

ちょっとワクワクしてきました。