ラベル情報:
KILChOMAN
DATE FILLED 4.4.2013
DATE BOTTLED 4.4.2021
CASK NUMBER 204/2013
CALVADOS SINGLE CASK FINISH
PHENOL LEVEL 50 PPM
57%
BOTTLED EXCLUSIVELY FOR KIMCHOMAN2
香り:カルヴァドスの甘みの部分、乾いた樽香。乾燥させた草、煙草。モルトの甘み。
味わい:暖かく穏やか。熟した林檎。煙、薬草、シロップ。木の香り。フィニッシュはドライ。
好み:★7 73
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:土っぽさと僅かな焦げ感を伴うスモークベーコン。奥からライトなニューポッティーさとモルトの印象、フレッシュなリンゴもあり度数を感じさせない香り立ち。溶剤と少しの消毒剤、奥に混じる焦げた木材。若さに由来する酸や穀物、その中にはグレープフルーツと仄かなシナモンがアクセントとなり纏りがある。淡いナッツが残るが、エステリーな要素とピートで全体に溶け込む。華やかさとオーク由来のバニラ、フレッシュでスモークが抜ける。
味わい:トフィー、ビター、モルトの甘味の中に酸味。ドライでピート、角はあるがほろ苦さと青リンゴが加わり一体感がある。酵母、塩気とヨード、溶剤系の刺激も伴うが、ベルガモットとグレープフルーツ、カスク由来のフルーティさを感じる。塩気のあるチョコレート、後半にほろ苦さが口の中に広がる。香りに反して口当たりは優しく、若い中でもフレーバーと甘味で全体を整えている。
余韻:ピート、麦芽由来のフレーバーを軸として、仄かにビターチョコレートとバニラ、リンゴジャム。若さ故の青さと酸味も残るが、フレッシュで程良いオイリーさと塩味、コクが出てくる。余韻はクリアで短く、キレが良い。後半に柑橘類とスモーキーさが、ボディバランスをとっている。度数程の香りと口当たりの強さは感じないが、最後にリンゴとスモークナッツ、麦芽の香味が鼻へと広がる。
※通販サイトより
反芻:情報量の差よ(汗)。ここまでは拾えませんでしたが、読んでいると このことかなと響くものも多く。楽しくなります。
オフィシャルのコメントを読みながら飲みなおしてみたいものです。
雑感:広島のリカーランドキムラさんのPB
樽由来でしょうか、林檎のようなフルーツ感。そしてそれを包み込む煙が美味しい1本です。
自分はカスクフィニッシュで前のお酒の特徴を強くアピールしてくるモルトがそこまで得意ではない(正確には、IPAカスクならIPA、ブランデーカスクならブランデーを飲んだ方が美味しいのでは?と感じることが多い)のですが、
このボトルは仕上がりのバランスの良さにまったりと美味しく感じられました。
好きです。
それにしてもこのボトル、綺麗に8年熟成なんですね。