ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カリラ 15年 2003 GM

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ラベル情報:

CAOL ILA

SINGLE MALT SCOTCH WHISKY

AGED 15 YEARS

FILLED 2003

BOTTLED 19.09.2018

MATURATION FIRST FILL BOURBON BARREL

BATCH 18/076

56.7%

CONNOISSEURS CHOICE

GORDON & MACPHAIL

 

香り:蜂蜜、ハッカ、柑橘類、蜜柑の皮。メロン、バニラ。セメダイン。木の枝、枯草、仄かなピート。

味わい:蜜柑の筋、蜂蜜レモン、セメダイン。シナモン、スパイシー。バニラ、樽香が心地良く。遠くに昆布、海藻と煙。

好み:★7 75

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

HONEY-CURED BACON and fesh LEMONGRASS aromas.

(アロマ:蜂蜜ベーコンとフレッシュなレモングラス

Hard CANDIED LEMON PEEL, and VANILLA flavours mingle with WHITE PEPPER.

(フレーバー:砂糖漬けレモンピール、バニラと白胡椒が混ざり合う)

 PEAT SMOKE lingers and evolves into smouldering BONFIRE EMBERS.

(ピートの煙が長く、燻ぶる焚火の残り火に変わる)

 

※ラベルより

 

反芻:ベーコンの肉感は確かに。その他の項目は、蜂蜜とレモン、バニラ等おおよそ合っているのではないかと。

ただ自分としては、ピートの印象は薄く。確かにあるけど、アクセント程度かな。

甘くこってりとしたモルトです。

 

 

雑感:18年に近く、よりバニラが溢れた1本。

奇しくも、オフィシャルの12年と18年の丁度真ん中の15年ものになります。

飲み比べると、18年にかなり寄っています。12年とは別物。

 

どちらが美味しいかと非常に難しい。。。

15年は柑橘系のフルーツとなによりバニラが溢れていて、カスクストレングスで腰もしっかりしています。

オフィシャル18年はフルーツの中の煙が心地良く、バランスが良いです。

 

好みの問題ですが、今日の自分にはこちらは甘すぎたかな。

 

 

ちなみに、25年との比較では

25年は低音の煙とクリーミーかつオレンジ。

15年は高音なフルーツ、蜜柑の皮、そして力強さ。

  

 

 

点数の付け方って難しいですね。

 

その時の直感で点数を配置してますが、そろそろ振り返りしても面白いかも。

同じボトルを次はどう感じるかとか。

自分はどういったモルトが好きなのか。

整理整頓、積み重ね。