ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンギリー 25年 1991 風神 ラダー

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ラベル情報:

GLEN GARIOCH

SINGLE MALT SCOTCH WHISKY

AGED 25 YEARS

DISTILLED 1991

BOTTELED 2016

CASK TYPE : HOGSHEAD

CASK : #2927

55.1%

ART SESSION

 

香り:低音と高音のフルーツ感が同時に。杏とドライオレンジ、ファイバーパイナップル。苺、紅茶。仄かに枯草、白胡椒と土の香り。

味わい:アプリコット、苺ジャム、紅茶。ビスケット。ピートとタンニン、スパイシー。大葉。刺激的とは違うアルコール感が咥内をなぞると樽香が浮かんでくる。

好み:★7 78

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:ハチミツ、蜜蝋、イースト、大麦糖、茹でトウモロコシ、ゼラニウム、葉っぱ、セージ、甘いお香。

味わい:煮リンゴ、砂糖漬けの果物、アプリコット、フルーツトマト、貝の干物、甘さ控えめのオレンジリキュール。

フィニッシュ:熟したパイナップルとミルクティーホワイトチョコレート山わさび、優しい泥炭の煙が心地良い。

コメント:フルーティーでフローラル、程よいピートや麦芽感、節目の25年熟成を迎え高次元でバランスの整ったハイランダー

 

ultimatespirits.jp

 

反芻:自分には浮かんでこないけど納得できるコメント。勉強になります。特に得心したのは “イースト” “甘いお香” “フルーツトマト” “山わさび” のあたり。

自分のノートとは香りはあまり合致せず、味わいはほどほどでしょうか。自分が スパイシー と 大葉 と受け取った爽やかな刺激が “山わさび” と同じものなのではと思います。

公式なり著名な方のテイスティングコメントを読むと、途端にそれが感じられるから単純です。いや、それだけコメントが素晴らしいと受け取るべきですね。

よちよち歩きで進んでいきます。

 

 

雑感:パワーはあるのに飲みやすい1本。

開けたて故かまだ固さを覚えますが、フルーツメインにピートやスパイスがアクセントになって美味しいです。

この先変化していくとどうなるのかな。

 

 

こちら、RUDDERの ART SESSION CLASSIC の1本になります。

同時発売であった雷神(ボウモア)はゲットできず。流石のブランド力ですね。

 

バーで飲み比べる機会に恵まれたことはありますが、その時(おそらく開けたて)はギリーの方が美味しく感じました。ギリーのフルーツ感はわかりやすいですしね。

ただ、ボウモアは奥行きを感じて将来が楽しみになる印象。バーの場合、そこまで残っているのかという問題があるのですが。。。

 

 

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雷神と風神 いつかまた出逢いたい