ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ベンロマック カスクストレングスシリーズ 2010 バッチ01

ラベル情報:

BENROMACH

CASK STRENGTH

VINTAGE 2010 BATCH 01 

DISTILLED 2010

BOTTLING 2021

BOTTLING OF 18 CASKS

58.5%

 

香り:軽いピート香、樽香がゆっくりと。炒った麦芽、ベリー。メンソール。

味わい:しっかりとしている。ピート香、焚火の枝。焦げ感と苦み。ベーコン。燻したオレンジの皮。墨汁を感じる。

好み:★7 71

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Our CASK STRENGTH delivers rich and spicy sherry aromas orange zest and dark chocolate with a palate of black pepper and a soft smoky finish.

(リッチでスパイシーなシェリー樽香、オレンジゼスト、ダークチョコレート、ブラックペッパーの味わい、ソフトでスモーキーなフィニッシュ)

 

※ラベルより

 

反芻:“オレンジゼスト” と皮部分にフィーチャーしているのが自分と同じで嬉しくなりましたw

逆に、自分の感じた 墨汁。これをどのように表記されているのかになったのですが、該当するものがないようです。ううむ

 

 

雑感:むずかしく興味深い。

開封直後ということもあり、香りが弱くて不安を覚えました。

ですが、対照的に味わいはしっかり。

 

スモーキーの主張が印象的な美味しいモルトです。

この先にもっと開いてきたら、柔らかく感じてくるのかも知れません。

楽しみです。

 

 

気になったのは、フルーツのテクスチャーについて。

以前の麻屋商店の PB では林檎をふんだんに感じましたが、こちらは全く。

オレンジやベリーの気配。

 

樽の構成の違いに由来しているものなのでしょうが、

この個性の違いは興味深いです。

 

 

2本並べて飲んで、同じ蒸留所だと気付けるのかなぁ

気になります。

 

 

 

 

(よろしければ)