ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ボウモア 10年 2000 無路良 10周年記念

ラベル情報:

BOWMORE

10年

DISTILLED 2000

BOTTLED 2011

FILLED FROM A SHERRY BUTT

57.9%

OLD MALT CASK

DOUGLAS LAING

BAR 無路良 10TH ANNIVERSARY

 

香り:灰の香り、潮の香り。グレープフルーツの皮、繊維を感じるフルーツ香。中頃からは暖かく。潮気と煙草。塩素とメンソール。

味わい:エンジンオイル、粘度を感じる。ベリー系、グレープフルーツの皮。灰の苦み。その下に隠れてブランデー、レモン。燻したクリーム。

好み:★7 75

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

NOSE: SPICED AND SWEET - FRUITY AND TARRY - NOW SALTY AND DRY

(香り:スパイスの効いた甘い香り - フルーティーでタールっぽい香り - 塩味とドライな香り)

PALATE: SWEETLY SPICED - TONGLE TINGLING - PHENOLY & TIGHTLY SMOKED

(味わい:甘くスパイスの効いた、舌がピリピリするような、フェノーリーでタイトな煙)

FINISH: CARRIES A CAMPHOR  COUGH DROP  STYLE + AN OIL & PEATY FNGTH (F)

(フィニッシュ:樟脳の咳止めのような風味とオイルやピート香の強さがある)

 

※裏ラベルより

 

反芻:まず前提として、【BAR 無路良 之印】に隠れて読めない箇所が多く、読み取りが間違っている可能性があります。英語やテイスティングに堪能であれば、推察も出来るのでしょうけど…

その上で、良い感じに同じものを拾えていると感じました。及第点。特に “フルーティでタールっぽい香り” の部分。私が口に含んで最初に浮かんだものが エンジンオイル だったので、嬉しいです。

 

 

雑感:ピートとクリームがメインのボウモア

オフィシャルのスタンダードボトルを飲みたくなりました。

 

灰のようなスモーキー、レモンやクリーム。

10年ものとは思えない粘度。

スタンダードボトルをより高めたようなボトルです。

 

 

このボトルを基準に様々なボウモアを体験出来たら、そう思ってしまいます。

とんでもなく贅沢な話ですが(笑)