ラベル情報:
CLYNELISH
Distilled: 21/10/1993
Bottled: 01/03/2019
Cask type: Bourbon Barrel
Cask number: 11196
52.2%
Specially bottled for THE WHISKY CREW
“CELEBRATION” OF CASK
CARN MOR
香り:乾いたピート香、蜜柑。蜜蝋、果汁を感じる。ミント。炒った麦芽。
味わい:柑橘系のジューシー。蜜柑、熱をいれたオレンジ。瓜系の甘み。蜜蝋、水飴。咥内がコーキングされるようなワクシーさも。乾燥させた牧草、ピート香。弱めの渋み、植物を思わせる渋みが良い働きをしている。
好み:★7 78
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香りはブラインドでも当てられそうなほど分かりやすいクライヌリッシュのワクシーアロマ。ただワクシーなだけではなく、缶詰の黄桃、ドライアプリコットスライス、上白糖、ホイップクリームといった愛らしい香りは、まるでフルーツアロマキャンドルのよう。これでもかと、良質なクライヌリッシュの特徴を主張してきます。
味わいも同様に上品にねっとり。熟しきった洋梨や桃のコンポート。メロンやパインのニュアンスにゴールデンシロップの濃密な甘い味わい。そしてココアパウダー、クリームブリュレほろ苦さが全体を引き締め、素晴らしい味わいの層を演出しています。
現在手に入るクライヌリッシュの中では間違いなくトップレベルの1本です。特別な日に楽しむボトルとしてぜひ皆様のコレクションに加えてください。
反芻:少しズレている感があります。魅力的でしっかりとしたフルーツのテクスチャーはあるのですが、自分には “桃” や “メロン” 、 “パイン” といったものより柑橘系に思えました。
雑感:好みの点を付けるの勇気が要りました。
界隈で評判のボトルですよね。
とても美味しかったのですが、
もっとガツンと良い点数付けるべきなんだろうなぁと思いながら。
でもまぁ今日の自分はこう感じたというところを正直に…
誰かのためのブログでもないですしね。
ただ、改めて飲める機会があったなら、
その日の早いうちに飲んでみたいとも思いました。