ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ブルックラディ ブラックアート11.1: 24年

ラベル情報:

BRUICHLADDICH

Black Art EDITION 11.1:

24 AGED YEARS

LIMITED EDITION: 2023 RELEASE

44.2%

 

香り:葡萄畑、土の香り、モルトの優しい甘み。乾燥させた牧草。甘酸っぱさ。穀物の甘み。メンソールな甘い香り。

味わい:ふくよかで奥行きのある麦芽の甘み、ソルティ、薬品香。枝付きレーズン、アプリコット。火の付いていない煙草。出涸らしの茶葉、コーヒー豆、オーキーな甘い苦味。籾殻。艶気が揺蕩う。余韻は長く、じっくりと甘い。

好み:★8 84

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:ドライフルーツ、レザー、それにほのかなシトラスの香り。続いて、ローズヒップシロップ、洋ナシのコンポート、 スイートマンゴーが繊細なブーケのように現れる。

味わい:ドライフルーツと大麦糖、かすかなレザーとトーステッドオークが広がり、それに続くまろやかなバタースコッチの甘さが、ナッツプラリネと淡いココナッツに絶妙にマッチ。

フィニッシュ:美しいほどに角が取れてまろやかなフィニッシュは、コクのあるクリスマスプディングを連想させ、サルタナレーズンとマジパンの香りに蜂蜜の余韻が残る。 

 

※通販サイトより

 

反芻:どうでしょうか? ちらちらと合っている印象もあるのですが…。

自分の感じた 艶気 はどのコメントと合致しているのか気になるのですが、よく分かりません。。“美しいほどに角が取れてまろやかなフィニッシュ” がそうなのかな? 具体的な何かを挙げることとは違う印象でしたし

 

 

雑感:前回の記事に続いてのブラックアートになります。

両方に共通しているのは、グラッパやダークラムのような印象を受けたところ。

違っているのは、10.1: 29年熟成ボトルよりも今回の11.1: 24年熟成ボトルの方がはっきりとフルーティであるところ。

面白いものです。

 

この違いは、どこから来たのでしょうか。

 

 

単純な発想ですが、昨年選定した樽の一覧の中に今回選ばれた樽も存在していたのですよね。

 

まだこれからの樽だと判断されたのか、

今年のテーマとは合わないと判断されたのか、、

 

取り留めもなく夢想してしまいました。

 

 

それも含めて、うん。

面白い飲み比べになりました。