ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カリラ 21年? グローバルウイスキー:レッドカスクカンパニー

ラベル情報:

CAOL ILA

DISTILLED : 03.08.2010

BOTTLED : 2022

PARTLY MATURED FIRST FILL OLOROSO SHERRY HOGSHEAD  NO : 312829

59.4%

THE REDCASK COMPANY

Bottled by Glaobal Whisky

 

香り:重厚な家具、シェリー樽香。スモーキー。同時にメレンゲ、枝付きレーズン、シトラス。蜜柑の皮。

味わい:上等で重たい樽香、蜜。コーヒー豆。煙草。口の中がくしゅっとする。赤ワインよう。スモーキーな生姜、スパイシーなフィニッシュ。

好み:♡8 83

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

Nose : Smoky fire wood some raspberry and slight berry hints.

(香り : スモーキーな薪の香り、ラズベリーと僅かなベリーのニュアンス)

Palate : Liqurice, apples with some vanilla and hints of chocolate.

(味わい:リコリス、リンゴにバニラ、チョコレートのヒント)

Finish : Lingering finish of smoked ham with a slight sweetness of vanilla.

(フィニッシュ : スモークハムの余韻とバニラの仄かな甘み)

 

※ボトル裏側より

 

反芻:香りの “ラズベリー” は酸味があるという理解で良いのですよね。自分が シトラス や 蜜柑の皮 と感じたものがそれなのかな。

フィニッシュが違いますね。自分は樽由来のスパイスをふんだんに感じたのですが、オフィシャルでは甘いように触れられています。え~ 飲み返したい。

 

 

雑感:ボトルを見た瞬間、警戒してしまいました(笑)

ボトルに刻印された丸いエンブレム、樽の影響が強そうな色合い、そしてカリラであること。自然と思い返すのはあのボトル。

どれだけトラウマになっているのだと自分に苦笑してしまいました。

 

 

ですが、その中身は素晴らしいシェリー樽のカリラ。

カリラらしい酒質も、シェリー樽らしいテクスチャーも両方愉しめました。

 

ともすれば、濃ゆくて押しつけがましい味わいにもなりそうですのに。。

バランスが素晴らしいというのでしょう。

 

ありがたいです。

自分にはジャストなシェリー樽熟成アイラモルトでした。

 

 

 

 

(苦手なものを紹介するのも変ですが、よろしければ)