ラベル情報:
BRUICHLADDICH
Black Art EDITION 10.1:
29 AGED YEARS
LIMITED EDITION: 2022 RELEASE
45.1%
香り:葡萄の皮、グラッパのよう。砂糖、木の皮。きな粉の雰囲気。オーキー。モルトの白い甘い香り。甘酸っぱさ。フローラル。
味わい:濃ゆく硬く厚みのある口当たり。オイリー。籾殻、麦芽を噛んだような旨みと苦味。グラッパ、葡萄の皮。少しの薬品香。甘い焦げ感。ミネラリー。ジンジャーブレッド、樽を感じる渋み漂う余韻。
好み:★7 77
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:明るい果実のノートに迎えられます。トーストしたオークの芳香が、プラリネチョコレート、シダー、レザー、ほのかなクローブやナツメグの風味を引き出しています。続いてスイート・アプリコットジャム、熟れたメロン、ダークチェリー、カシスといった果実のノートが現れます。レモンの皮や蜂蜜漬けグーズベリーのような軽やかな甘酸っぱさがあり、ゼラニウムやスイカズラの繊細なフローラル・ノートが、さりげなく香るヨードやレザーとのバランスを見せます。
味わい:オレンジ風味の麦芽糖、ジンジャーナッツ・ビスケット、レモンメレンゲパイに、スイート・アプリコットジャム、マジパンが続きます。トーストしたオークに引き出されたなめらかなチョコレートやバニラの香りが、シロップ漬けフルーツ、レーズン、プラム、メロンを見事に引き立てます。やがて、ヨードやほのかにココナッツが現れ、あたたか味のあるジンジャーやシナモンを思わせるオークのスパイスが繊細に香ります。なめらかなテクスチャーで、シングルモルトの深みとバランスが口の中一杯に広がります。
フィニッシュ:タブレットやファッジのノートを感じる、スムーズでソフトなフィニッシュ。一方で、熟れた果物、微かなタバコ、さりげないジンジャーの余韻が残ります。
※通販サイトより
反芻:そんなにフルーティかなぁ。。“フローラル” が挙げられていて嬉しいです。特に“ゼラニウム” は納得です。時々見かける表現ですのに、自分の頭には浮かんで来ませんでした。シナプスに頑張ってもらわなくてわ。
雑感:見かけてテンションが上がってしまいました(笑)
ブラックアートの 10.1。2022年リリースのボトルになります。
以前に味わった 09.1 の感動が記憶に残っていまして、すぐに注文しました。
おそらくシングルカスクではないと思うのですが。
麦芽をしっかり感じる1杯でした。
分かる人には、大麦の種類すら伝わるのではないかと思うくらい。
そんな訳で、自分にはオフィシャルのコメント程にフルーティには捉えられなかったのですが、これはこれで良い個性を持ったボトルだと思います。
ちなみに。
微加水すると、明るくなりますが
ミネラリーな苦味がはっきりと表れます。
オールドモルトな印象も感じるような…。