ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

テーレンペリ クロ 7年

ラベル情報:

TEEPENPEL

KULO

AGED 7 YEARS

MATURED IN 100% SHERRY CASKS

50.7%

 

香り:今様のシェリー樽香。めっとりとした感触。ベリー系。焼き林檎の皮。殻っぽさ、焦げ感を伴うクリーミー少しだけのメンソール。

味わい:シェリー樽のテクスチャー、焦げたモルトやベリー。デーツ、ハーブ香、まったりとしている。メンソール。甘い焦げ感が長く残る余韻。

好み:★7 70

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:レーズン、カラメル、ダークチョコレート、かすかな燻製香の複雑なニュアンス。より深みの感じられる、凝集した香り立ち。

味わい:香味、ボディともに強く、リッチなフレーバーの魅惑的な味わい。クリームブリュレやカラメルの風味に、ナッツ、ベーキングスパイス、ビターなニュアンスが伴って調和している。長く続く余韻が非常に印象的。

 

※資料より

 

反芻:わりと合致しているのではないでしょうか。口当たりの良いシェリー樽熟成のモルトだと思います。飲み心地の良い度数なのも好印象でした。

 

 

雑感:KULO is a Finish word for a controlled burn, a fire set intentionally for purposes of farming.

つまり野焼きのことですね。

 

2002年に創立したフィンランドはテーレンペリ蒸留所のシングルモルト・クロ。

フィンランド産の国産麦芽を100%使用。精麦会社も蒸留所近く。

オロロソ・ペドロヒメネスのみで熟成されたシングルモルト

 

恥ずかしながら、自分は今回初めて知った蒸留所です。

 

 

前情報なくセミブラインドで味わったのですが、

スペイサイドかな?どうかな??分からないな というのが自分の印象でした。

 

綺麗な口当たりに花っぽさもある…ような…という印象を持ったように思います。

ですが、それが原酒由来なのか樽由来なのかの判断が難しかった(というか出来なかった)というのが、本当のところです。

 

 

いや。むずかしいです。