ラベル情報:
CUTTY12
CUTTY SARK'S 12 YEARS OLD
BLENDED SCOTS WHISKY
86 PROOF
BERRY BROs & RUDD
ウイスキー特級
香り:カラメルちっく、焦げた牧草。黒糖、オールドシェリー樽を思わせる甘酸っぱい香り。微かなヒネ香。ハッカ、蜜飴、籾殻。炒った麦芽の香り。甘い焦げ感も仄かに。
蜜っぽい。そして焦げた甘酸っぱさが矛盾せずに並んでいる。
味わい:カラメル、紙が焦げた香り。青林檎のようにフルーティ。ヒネの主張。蜜糖、落ち着いた樽感、ベリーパイの甘酸っぱさ。焦げた麦芽感。フィニッシュに向けて苦味、えぐみも確かにあって、加水のニュアンスが少し。ミント、爽やかな甘みを残す短い余韻。
樽が良い働きをしていると感じる。オールディなモルトのほろ苦さと甘みが心地よい。
好み:★7 71
雑感:オールドなブレンデッドボトルの愉しみ方のひとつに
当時のキーモルトの味わいを感じられることがあるそうです。
(例えばこのカティサークでは、当時のグレンロセスが伝わってくるとか)
正直、そういった視点はありませんでした。
ただ、言われてみるとなるほどと思います。
自分には古のシングルモルトを経験する伝手などありませんから、なおさらオールドブレンデッドは貴重な導き手だと捉えなければいけません。
同じウイスキーを味わっていても、そこを意識しているかで経験値に差が出そうですよね。
改めて各ボトルを飲みなおしてみたいと思います。
その前にまずは、ブレンデッド大全を読み直してキーモルトを頭にいれるところから始めるべきでしょうか。
…ちなみに。
手元にあった ザ・テイスターのロセスと比べてみたのですが、共通項は分かりませんでした(爆)