ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ベンネヴィス 10年 2008 1stフィルカスクス:バッチ1

ラベル情報:

BEN NEVIS

Batch No.1

Limited Edition Bottling From 1st Fill Casks

10 YEARS OLD

DISTILLED 21st APRIL 2008

BOTTLED AT CASK STRENGTH IN SEPTEMBER 2018

Matured in 1st Fill Bourbon, Sherry & Wine Casks

62.4%

 

香り:枯葉、フルーティ。酸味。メンソール。甘くスモーキー。カステラ。オーキーな爽やかさ。

味わい:コクのあるモルティ、こし餡。デーツ。甘酸っぱい。焼き林檎。コクのあるスモーキー、生姜なスパイシー。

好み:★7 77

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Aroma: A mild nose-feel in spite of its strenght; nose drying overall. A big, rich, complex aroma, with a top-note which combines fresh and dried fruit (bruised apple, glace cherries, dried figs, dates), an initial scent of fragrant aromatherapy oil in the middle on a base of planted hardwood. A splash of water increases the last, introduces a trace of gingersnap biscuits and dries the aroma further. Some butterscotch in the development.

(香り:度数の割にマイルドな香りのあたり。大きく豊かで複雑なアロマ。トップノートはフレッシュフルーツとドライフルーツ(リンゴ、チェリー、ドライイチジク、デーツ)の組み合わせで、中間の香ばしいアロマオイルの最初の香りは、街頭の広葉樹をベースにしている。最後に水を加えると、ジンジャースナップやビスケットの香りが加わり、さらに香りをドライにする。バタースコッチも感じられる)

Taste: A smooth texture and a lightly sweet taste, drying rapidly to a spicy finish, leaving a faint aftertaste of fondant. It benefits from reduction with water, but the profile remains similar, with a addition of a trace of a matchbox striker, and now the spice combines Sichuan pepper with  powdered ginger. 

(味わい: なめらかな舌触りと仄かな甘みがあり、急速に乾いてスパイシーな後味となって微かにフォンダンの後味が残る。加水するとより美味しくなるが、マッチ箱のストライカーのような香りが加わり、スパイスは四川山椒と粉末生姜の組み合わせとなる)

Comment: A lively and exotic expression of Ben Nevis.

(コメント:ベンネヴィスらしい活き活きとエキゾチック)

 

※裏ラベルより

 

反芻:そんなにズレていないように感じます。拾えている多様性は及びませんが。

生姜なスパイスがよく感じられる、モルティなテイストです。

 

 

雑感:自分の知っているベンネヴィスでした。

少しホッとしました。

フルーティであまりに美味しいボトルばかり出てきたら、今まで自分が飲んできたものはなんだったの!?となりそうでしたから(笑)

 

いえもちろん、とても美味しい1杯だったのですが

テイスト?構成?が自分のイメージするそれに近いような感覚がありまして…

 

 

それを整理して伝えられるようになったら、成長していると言えるのでしょうね。まだまだです。