ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ベンネヴィス 23年 1997 モルトマン・フロンティア

ラベル情報:

BEN NEVIS

AGED 22 YEARS ※誤表記

DISTILLED MAY 1997

BOTTLED JUNE 2020

WOOD TYPE Bourbon Hogshead  CASK NO: 583

48.9%

Specially selected for THE ULTIMATE SPIRITS

FRONTIER

The maltman

 

香り:甘酸っぱい香り。焦げたモルトの柔らかい甘み。ニッキ。熱をいれた青林檎。甘くスモーキー。

味わい:コクのあるモルティ、水飴。甘い酸味。洋梨や青林檎。スモーキー。蜂蜜。ジンジャー。バニラのヒント。赤い果実。柔らかいメンソール。

好み:★8 86

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:メレンゲ、カスタード、バニラの甘い香り。ハチミツ、熟したバナナ、パッションフルーツ、プラム。奥からオークのスパイス。

味わい:フレッシュオレンジ、マスカット、グアヴァ、パパイヤ、ホワイトチョコレート、みかんのショートケーキ、クリーミーなボディ。

フィニッシュ:柑橘皮の苦み、ホワイトペッパー、樹脂、新木系のスパイスが心地良く続く。

コメント:新鮮且つふんだんなトロピカルフルーツの香味は中熟ベンネヴィスの真骨頂。ベンネヴィスは1996年蒸溜だけが優れていると思われがちだが実はその周辺の1990年代後半の蒸溜も素晴らしいものが多いのだ。

 

 

The nose is like a fruit basket, ripe banana, passionfruit and plum.

(香りはフルーツバスケットのよう、熟したバナナ、パッションフルーツ、プラム)

The palate is full of fruit as well, with guava, papaya and tropical notes.. Lots of warmth, butter and milk chocolate mix well together on the palate.

(口に含むとグアバ、パパイヤ、トロピカルフルーツの香りが広がる。温かみがあり、バターとミルクチョコレートが口の中で混ざり合う)

A warm finish with some subtle spice some fruit and vanilla.

(ほのかなスパイスと果実味とバニラを伴う温かいフィニッシュ)

 

※裏ラベルより

 

雑感:なんだか全然違う…。フルーツの表現がトロピカルというのはなるほどというところなのですが、スモーキー に該当するものが挙げられていないことに違和感。

他の方の感想を聞いてみたいです。ないって言われたらどうしよう…

 

 

雑感:モルトマンのフロンティア。

RUDDER社 の THE ULTMATE SPIRITS と MEADOWSIDE BLENDING社 が共同で厳選した日本向けのシングルカスクブランド。

 

情報だけ読んだ時は、また高価そうな…と思ったことをよく覚えています。

価格を確認してから逆に驚いたことも。

 

 

その上で、今回はいいやと見逃しました。

当時はネヴィスに対する食指が動いていなかったので…

 

ネヴィスの良さを経験した今の自分だったら絶対に購入していますね。しかたがありませんが、勿体ないことをしました。

 

 

何事も、素晴らしいものを早く経験するに越したことはありません。

目の前にチャンスがある事にも気付けませんから