ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

長濱 4年 ミズナラカスク

ラベル情報:

長濱

DISTILLED 17.6.16

BOTTLED 22.1.31

CASK MIZUNARA

CASK NO. #090

MALT LIGHTLY PEATED

59.0%

 

香り:甘く妖艶な樽香。木の皮、スパイス、餡子。トロピカルなフルーツ香。肥沃な畑の香り、軽やかなピート。スンとするメンソールが少し、杏も。

味わい:まろやかなスパイス。オリエンタルな樽香、煮詰めたオレンジ、硬さを感じる甘み、スパイシー。僅かにメンソール、バニラ。ピーティな麦芽、苦みとその甘み。飲み込むと苺やミントも感じる。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

トップノートからは心地の良い香木のアロマからジューシーな蜜柑。ミルキーかつ、バタースコッチやラムレーズンを想わせる滑らかな香り立ち。時間経過と共にシナモンやバニラビーンズ。時間経過と共にスパイスを加えたハーバルかつリーフィーなアロマ。

口当たりはパインや白桃、トロピカルフルーツ様のフルーティーかつ品のあるテイスト。ミントを添えた蜂蜜がけのバニラアイスクリーム。アフターでは甘味も長く、ほのかに訪れるスモーキーな甘い煙がアフターで感じ取る優雅な余韻を演出させる。

 

 

反芻:合っているところもありますが…。自分のノートはあまり美味しそうに感じないですね汗。

“心地の良い木香” と “トロピカルフルーツ” が前面にいて、その奥に “ミント” を添えた “バニラアイスクリーム” 。そして確かに感じる “スモーキーな甘い煙” 。とても良いモルトだと思います。

 

 

雑感:長濱蒸留所のミニボトルセット

先日、蒸留所にいくことが出来まして、お土産コーナーで購入してきました。

 

 

ずらりと

 

一通り味わってみての自分の感想は、マニア向けの商品だな と。

正直、6本中5本は なるほど美味しい!とはならないと思います。

 

ウイスキーを飲み慣れていない友人と開けたのですが、

彼は、違うのは分かるけどうん…というリアクションでした。

 

樽の違いやピートの違いを比べて愉しめる、そんな方向けの商品という印象。

 

 

ですが、自分も友人も コレ美味くない?! となったのが残る1本。今回の シングルモルト 長濱 4年 でした。

流石はこの中で唯一長濱の銘を冠するモルトです。

 

ふたりして、知らない美味しい味がする!と興奮してしまいました。

自分たちのテンションを振り返ると、この1個で価格相応の価値があると思います(笑)

 

 

 

そんな今回の自分たちの経験から、

ウイスキーを飲み慣れていない方と一緒にこのセットを愉しむための、オススメの飲み方をひとつ。

 

それは、まず最初に長濱 ミズナラカスクを飲むこと!

 

結局のところ、最初に美味いとインパクトを与えないとその次に興味をもってもらえません。

Edition No.1 から順番に飲んでいくと、2本目で早くも「違うのは分かるけど同じ」となり、もういいやとなってしまいます。

そうなるとラストに 長濱 を飲んでも「味が濃いね」くらい。

そもそもそこまで辿り着きません。

(最後のとっておきを喜ぶのは玄人だけです)

 

そうならない為にも、このセット全体に前向きな興味を持ってもらう為にも、

この中で一番美味しい 長濱 を最初に紹介して頂きたい。

そう感じました。

 

 

 

自分がウイスキーと出逢ったのも、当時の 山崎 18年 でした。

そこから一気に惚れこんで今に至ります。

 

もしあの時、手頃なボトルに手を伸ばしていたら、今の自分はいないと確信しています。(お財布的には良いことなのか悪いことなのか分かりませんが汗)

 

 

達人はオフィシャルボトルに帰っていくといわれるように

ビギナーこそ、厚く美味いボトルをまず最初に愉しむべき。

自分はそう信じています。

 

 

 

 

それにしても、以前飲んだ 長濱 ミズナラカスク はこんなに美味しかったかなぁ

こんなものかな?という感想だったのですが…

 

熟成年数の違いなのか、原酒作りからして進化しているのか、

クラフト蒸留所を追う愉しみはこういったところにあるのでしょうね。

 

 

以前に飲んだその1本。

 

今飲みなおしたら、また違う感想を持つのでしょうか