ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

アイコニックスペイサイド(グレンファークラス) 26年 1993 ダンカンテイラー プレミアムオクタブ

ラベル情報:

An Iconic Speyside

AGED 29 YEARS

DISTILLERY IN: 1993

YEAR BOTTLED: 2019

IN OAK CASKS

CASK NO.: 2924266

47.9%

the Octave

DUNCAN TAYLOR

 

香り:香りは大人しい。ナッツ、苺のヘタ。微かな煙草。

味わい:ベリーとデーツの旨み、まったりと甘酸っぱい。落ち着いた煙草のヒント。コーヒー。程よい渋みが心地よい。最後の最後にフローラルな香りが漂っている。

好み:★7 76

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りはオクタブ熟成ならではのオロロソシェリーの厚みのあるアロマに、ドライアプリコット、プルーン、ハチミツ。

味わいはドライフルーツフルーツケーキ、キャラメル、モカコーヒー、温かみのあるスパイス。

フィニッシュにカカオニブのビターなアクセント。余韻も長く、スイート&ビターの心地よい味わいで飲みごたえのあるおすすめの1 本です。

 

※通販サイトより

 

反芻:どうでしょうか? 及第点と言ったら、自分に甘いですかね。“厚みのあるアロマ” からして大きく違うのですが、味わいの方は近いと感じたのですが。

“スイート&ビター” は端的にその通り! という表現だと思います。

 

 

雑感:好き。

良いボトルだと思います。

29年熟成なのに、どこか活き活きとした印象を感じたのは、オクタブ追熟の働きでしょうか?

 

 

逆に言うと。

このボトルの、オクタブでの熟成期間が気になりました。

短期間の追熟だとしたら、それだけで29年間の熟成を上塗りするアロマが添加されたのかな とも考えてしまいまして。

 

好きなのですけど。

 

もったいなかったのでは?追熟前のそれも飲んでみたかったな なんて。

 

 

追熟は珍しくない手法なのですが、

今回はふと想いを馳せてしまいました。