ラベル情報:
Glen Grant
Aged 23 years
1998
Hogshead
Cask No.6442
57.9%
Zonker
The Nymph
T&T TOYAMA
香り:オレンジクリーム、まったりとしている。甘い焦げ感。バニラビーンズ、ニッキ、シナモンスティック、甘くスパイシー。
コクのある香り、オレンジとバニラ。
味わい:オレンジピール、生クリーム。クローブ、氷砂糖、甘いスパイス。デーツ。ぐずぐずになるまで焼いた林檎の皮。シナモンやジンジャー、オーキーな刺激がくすぐったい。
好み:★7 78
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:華やか、黄色いやオレンジ色の花、熟したアプリコット、古い樽のウッディさ、砂糖漬けのオレンジピール、バニラ味のビスケット、アーモンド。
味わい:滑らかだが濃厚、強いベッコウ飴の甘さ、熟したアプリコット、砂糖漬けのオレンジピール、非常に熟れた麦芽、ショウガキャンディ。非常に上品でまとまりがある。
総評:華やかな香り立ちと濃厚な甘さを併せ持ち、アプリコットが溢れる秀逸な90年代グレングラント。
反芻:なかなかに合格点ではないでしょうか。気になったのは、総評の “華やかな香り立ち” のところ。よく見かける表現ですが、このボトルの香りをそう指すのか となりました。自分のイメージする “華やか” とは違った気がしたので。ただ、一般にこのかたちを表現するのであれば、記憶に留めておかないといけません。
雑感:イベントでプラカップで飲んだ時には、腰が弱く感じられたそうです。
でも今回、自分が良いグラスで飲むと、開封直後にもかかわらずしっかりとした香味。
オレンジケーキみたいといったら大げさかな。
決して、腰が弱い という感想にはならないと思いました。
グラス(そして落ち着いたシチュエーション)の大切さを感じさせられたエピソードでした。
昨今、様々な企業がオリジナルグラスを販売していますね。
オリジナルボトルよりも作りやすいのもあるのでしょう。
以前に参加させていただいたワイン会で、グラスによってワインのテイストが大きく変わることを体感しました。(蛇足ですが、その際にショックだったのは、ワインとグラスで価格帯を合わせた方が良いと知ったこと。自分が えいや!という気持ちで購入した高価なワイングラスでは、自分が買うような安ワインは雑味まで拾ってしまうそうで。。なんでも美味しくなると思ったのに…)
また、ウイスキーにおける経験では、このブログでも記事を揚げました キルブライド 三国志 が浮かびます。興味本位で購入したブレンダーズグラスに働き場所を与えてくれました。あのグラスでは、今でも色々試して遊んでいます。
飲料にとってグラスの違いは重要で、その影響は興味深いと感じています。
いるのですが、いかんせん販売数が多過ぎまして
流石に追えていません。
もう蒸溜所見学やイベントで記念品として購入するだけにしようと決めました。
既に、心にはまったグラスとも出逢っていますし。
ただ、先日の三郎丸蒸留所のピーティモルト用のグラス(オリジナルボトル付き)は非常に悩ましかったです(笑)
自分がメインで使用しているのは、リーデル ソムリエ コニャックXO です。
結構高価なグラスなので、特別なお酒を飲むときに使用する方も多いようなのですが、
高価なグラスなら普段使いしないともったいないだろう!とバリバリ働いてもらっています。
お酒の質によっては雑味も拾えてしまう面もありますが、それもまた経験。
ありがたし。
次によく使用しているのは、
M's Tasting Room の吉村さん監修のコスモス。
こちらは、脚が短くて操作しやすいのが良いです。
そしてなにより、プレートが広く持ちやすいのがとても好き!
実践に即したデザインのグラスです。
もし機会がありましたらぜひ。
って
リーデルの方、現在は2万円もするんですね。なんと…
もう買い直せないな…
以前にも紹介した記憶はあるのですが、
テイスティンググラスについては、BARRELさんが質、量ともに秀逸です。
読んでいるだけでも楽しいので併せてどうぞ。
ひとつに纏められた記事はなくなっていたのでカテゴリーで