ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

シークレットハイランド(クライヌリッシュ) 9年 2010 ディスティラリーズコレクション

ラベル情報:

Secret Highland

AGED 9 YEARS

Distilled in 2010

Bottled 2020

52.6%

Distilleries Collection

 

香り:グラス、針葉樹林のイメージ。ミント、黒胡椒。洋梨、柿、冷たい印象。硬い梅干し。シトラスと微かなスモーキー。

味わい:癖のある樽香、カシスジャム。生クリーム。濡れたスモーキー、ドライな樽感。ワックス。モルトのクリーム、ナッツのクリーム。フラワリーなヒントも。まったりとした口当たり。

好み:★7 72

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

バニラクリーム、レモンの爽やかさ、あとからアプリコットやカステラの甘さが溢れ出します。

口に含むと、クリーミーな口当たりで、オークのフレーバーに包まれたキャラメリゼしたナッツ、オレンジピールが広がります。

 

※通販サイトより

 

反芻:アプリコットやカステラの甘さが溢れ出します” 、そんなのあったかなぁ。“レモンの爽やかさ” も少し褒めすぎな気がします(苦笑)

しかし改めて、クライヌリッシュとは思えないテイスティングコメントですね(汗

 

 

 

雑感:バーボンカスク熟成。

クライヌリッシュ 9年 2010 シリーズも今回はここまで。

最後は猫シリーズではないですが、番外編として

 

共通しているのは、グラッシーやワクシーの強い主張。

2000年ビンテージが思い出される構成です。

(猫シリーズ 第1弾はフルーティでバランスも良かったですが)

 

 

同条件のボトルは他にも数本あるようでした。

 

このビンテージは短熟で世に流しているのでしょうか?

長熟に耐えられないと判断されたとか??

 

流石にそれは穿った見方ですね。(新しい用法の意味で)

 

 

悪く言う程嫌いではないですが、

クライヌリッシュに求めるものかと聞かれると首を振ってしまう2010ビンテージボトル。

 

今後も気にしてみたいと思います。(良いボトルに安く出逢えるかもですし笑)

 

 

 

ふと気付いたのですが、

来年/再来年にはこのビンテージがスタンダードの14年に組み込まれていくのですね。

 

味わいは変わっていくのかな。変わらざるを得ないとも思いますが

 

2014年前後では味わいが変わったのでしょうか?

 

こちらも気にしてみると面白そうです。