ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

サザランド(クライヌリッシュ) 9年 2010 トンプソンブラザーズ 猫シリーズ第3弾

ラベル情報:

SUTHERLAND

AGED 9 YEARS

2010 VINTAGE

56.5%

THOMPSON BROs

 

香り:洋梨、蝋燭、ワクシー、コーキング材の香り。白胡椒。メロウな香り。

甘いがドライな印象。

味わい:煙草の辛味、濡れた焦げ草。洋梨、シェービングクリームが微かに。スパイスの刺激、ジンジャー、焦げた木材。粒あん。バター。オイリーな舌触りとドライな口当たりが同居するフィニッシュ。

癖のあるクリーム感、ワクシー。でも確かに洋梨の気配がある。

好み:★7 74

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:バター、ワインガム、タンジェリン、アスパラガス

味わい:大麦の甘味、バター、クリーム、トーストアーモンドフレーク、ライム、ベルガモット

フィニッシュ:クリーミーさ、アスパラガス、シトラス

 

※通販サイトより

 

雑感:“バター” が共通しているのが嬉しいです。“クリーム” に類する言葉が多いことも。

他には、“アスパラガス” が興味深いところ。青いニュアンスを指しているように思います。

 

 

雑感:リフィルアメリカンオークバレル熟成。

このボトルで3本揃いました。

 

右からクライヌリッシュとサザランドとサザランド。

 

リアルタイムで情報を追ってはいなかったのですが、

クライヌリッシュがシリーズで3本出るよ!と言われて、2/3がサザランドだと微妙な気持ちになりそうですよね。

 

嘘はついてないのだけども… と。

 

 

それでも、

同じ蒸留所、同じビンテージ、同じ熟成年数のボトルを並んで味わえるのは興味深い体験でした。

 

ただ、仕方がないのかも知れないのですが、樽の情報もラベルに記載されていたら良かったのに とも感じます。

 

 

 

あと1本。

番外編が続きます。