ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

山崎 NA 10年代流通

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ラベル情報:

山崎

43%

 

※ブラインドテイスティングでの記録

香り:オレンジ。まったりとした甘み、デーツ。薬草香。乾いた焦げ感。バニラも少し(もしくはワクシー?)

味わい:優しい甘み、直後にスパイスとハーブの刺激。硬めの蜂蜜。バニラ。樽香が軽やかに。

予想:スキャパ? クライヌリッシュ? わからない…

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

やわらかく華やかな香りに潜むイチゴのような香りはワイン樽熟成モルト原酒がもたらし、甘く煌めくような、なめらかな広がりはミズナラ樽熟成モルト原酒が加わることによって生まれる。

香り:苺、さくらん

味:蜂蜜、なめらかな口あたり、広がりを感じる甘み

フィニッシュ:甘いバニラ、シナモン、綺麗で心地よい余韻

 

 

反芻:“苺” や “さくらんぼ” 、あるかな? “やわらかく華やかな香り” はその通りと思いました。“蜂蜜” も確かに。

 

 

雑感:判断した流れについて(判断出来てないけど)

香りで、独特の甘みがあるなと感じました。ただここではなにも判断できず。

 ※知ってから感じると、この時点で山崎とあたりを付けられそうな気がします。

 

 

ひと口飲み込んで、甘みとスパイスやハーブのニュアンスを感じたところで浮かんだのはスキャパ。

ですがすぐに違うと判断。

 ※正直な話、これは小分けしたボトルのなかにスキャパがなかったと記憶していたから。テイスティングによるものではありません。(個人でのブラインドテイスティングする限界ですね。でもま仕方なし)

 

もう少し記憶を探って、次に浮かんだのはクライヌリッシュ。

クライヌリッシュが浮かんだ途端、香りに感じたバニラがワクシーにも思えてきました。

 ※この感覚の変化は面白いというか、恥ずかしいというか、悩ましいというか、、、

ただ、クライヌリッシュはもっと内陸系のピート香を感じた覚えがあるので、クライヌリッシュでもないと判断。

 ※これはテイスティングによる判断ができたと言って良いと思っています。

 

 

それ以降は混乱。というかどこの名前も浮かんで来ず。

ギブアップとなりました。

 

 

 

山崎 NA と確認してからテイスティングすると、途端に独特の雰囲気が山崎のそれだと感じるから単純ですね。

情報のウエイトの大きさを感じさせられました。

 

素直に悔しく、そして恥ずかしいですね。