ラベル情報:
三郎丸
SABUROMARU Ⅱ THE HIGH PRIESTESS
Cask Strength
Heavry Peated
Distilled 2019
Bottled 2022
麦芽:ヘビリーピーテッド 50PPM
マッシュタン:三宅製作所製
ポットスチル:ZEMON
61%
香り:穀物の甘み、籾殻。火薬。薬品香。木材。モルティ。メンソール。
味わい:暖かく膨らみのある麦芽の旨み。濡れた煙、ピーティ、ソルティ。黒胡椒の刺激。籾殻。微かな薬品のニュアンス、フローラル。グラスから口を離す瞬間にマスカットを感じた。
好み:★7 75
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:強いオレンジオイル、香ばしい素朴な麦芽、ミントとピート、天津甘栗、かすかにほうじ茶。
味:力強さのあるミディアムボディ、丸みと濃厚さ、強いオレンジオイル、アプリコット、香ばしい素朴な麦芽の甘味、殻付きの天津甘栗、天津甘栗とスモーキーの余韻。
総評:ZEMON(ゼモン)蒸留により酒質が洗練され、ヘヴィリーピーテッドのカスクストレングスで、力強さの中に美しさと安息を感じさせる1本。
反芻:合ってないですね。“素朴な麦芽” は感じられていたと思います。自分の 籾殻 がそれに近いのかな と。気になったのは、“オレンジオイル” や “アプリコット” の部分。柑橘系とは違っていたように思えたのです。
雑感:加水とカスクストレングスで飲み比べもしました。
贅沢なことです。
自分の感想は、
香りの加水、味わいのカスクストレングス。
カスクストレングス、香りは大人しいのに味わいは圧倒的でした。
特に違いを感じたのは、最初に来る麦芽感。その旨み。
カスクストレングスの強みですね。
また、中間から余韻にかけては
葡萄のようなフルーツの感じられ方の違いが印象的でした。
出てくる順番が違い、加水の方が早めに登場してくれます。そして分かりやすい。
カスクストレングスの短く フッと感じるそれも魅力的なのですが。
この辺りは、人それぞれで好みが分かれそうです。
試しに微加水したら、とてもソルティに。バランスが崩れた印象。
やはりプロは凄いです。
ありがとうございました。
記事について。
奇数日は外飲み、偶数日は家飲みの記録を上げていたのですが、
昨日28日にズレてしまいました。うっかりミスです(汗
もうせっかくならと三郎丸 Ⅱの記事を続けられて、怪我の功名? 功を奏した?とは思うのですが
コロナが明けてイベントが増えたこと、
年度末で煩雑なこと、
プラスもマイナスも色々多くてみんな大変ですよね。
そろそろGWの予定も立てなくてはですし
頑張りましょう
追記(23/04/16):
飲めるうちに飲まなければ
香り:ピーティな穀物。籾殻。海藻も少し。マスカット、甘酸っぱいフルーツのヒント。焦げ感、保健室。メンソール。
ピートの中に確かなフルーツを感じる香り。
味わい:ピーティなモルトの甘み。林檎、主張は強くないがマスカットやパイナップルも。灰、カカオ、煙草、甘い木の香り。ドライ。塩味のニュアンス。心地よい余韻は次のひと口を誘う。
テンションが上がるピー的なモルトの旨み。甘酸っぱいフルーツと一緒に。
好み:★8 83
反芻:過去の自分のノートと大よそ同じ印象です。こうなると自分はこう感じるということで良いのかなぁ
“オレンジオイル” も探したのですが、自分にはもっとフレッシュに感じられました。
雑感:予約必須です。
令和蔵、有料試飲のスタンドスパースが無くなっていました。
レストラン利用の人が多いのですね。ご飯美味しいしとても分かります。
試飲は座っても出来ますしね。
ただ、試飲を目当てで行かれる方は、ランチ時からズラした方が良いと思います。
とても忙しそうでしたので
追記(23/06/23):
同じハイプリーステスの70周年記念ボトルを飲み際に比べてみました。
印象的なのは、こちらのボトルはオレンジの蜂蜜を感じたこと。
オレンジ“と”蜂蜜ではなくて、オレンジ“の”蜂蜜。
また、落ち着いた雰囲気がとても好いです。
スパニッシュオークの方は、やはり新樽感を持ちました。
葡萄と甘やかに爽やかにスパイシー。
今の自分は、ノーマルの方が好み。
新樽よりもリフィルの方が好きです。
貴重な経験でした。
(よろしければ)