ラベル情報:
BUNNAHABHAIN
PEATED
AGED 12 YEARS
DISTILLED IN 2009
BOTTLED IN 2021
MATURED IN HOGSHEAD
#185
55%
WONDER of SPITITS
T&T TOYAMA
香り:ケミカルな甘み、りんご飴。塩味。乾いた煙、乾燥させた牧草。メンソール煙草。白胡椒。籾殻っぽさも。
大人しい香り、甘い煙が低層に揺蕩っている。
味わい:ピーティ、甘く蜜っぽい煙。潮風、木材が積まれた港。どこか加水を想わせるニュアンス。海藻、出汁を感じる。籾殻。燻したフルーツ、葡萄の皮やグレープフルーツのワタ。余韻にはピーティな苦みと甘みが長く残る。
好み:★7 74
【オフィシャルのテイスティングノート】
香り:シロップ、灰を伴うしっかりとした上品なスモーク、ヨード、パイナップル、めかぶ昆布のような海藻、割れた比較的新しい木材、ハッカキャンディ、少しのモルティさ、わずかにすり下ろしたリンゴ。
味わい:度数から想像するより優しい口当たり、粘性感じる丸みのある中庸なボディ、めかぶ昆布のような海藻、灰、ヨード、バニラを伴う少しのミルキィなニュアンス、少しのハッカキャンディ。後口も全体的に優しく、スモークと海藻っぽさを伴うモルティなニュアンスがフェイドアウトしていく。
総評:スモーキーさがしっかり強調されたピーテッドタイプのブナハーブンで、特にヨードのニュアンスが強く感じられ、全体的にさわやかな印象の1本。
反芻:合っているようなズレているような…。香りは合格点かと思いました。味わいは、コメントの全体に漂う “優しい口当たり” の雰囲気を表現できていないですね。
また、自分は 加水のニュアンス と挙げていますが、このボトルは、カスクストレング。そう感じたのは本当でも、もっと相応しい言葉を選ばないと間違って伝わってしまいますね。
勉強不足。
雑感:ノンピートの短熟ボトルを飲んでみたくなりました。
その経験があったら、このボトルもより愉しめるのでは と考えてしまいまして。
振り返ってみると、記憶に残っているのはピートの効いたボトルばかり。
アイラフェス2022 のボトルくらいでしょうか…?
スタンダードラインナップに至っては、1本も飲んだことないかも。
せっかく優しいアイラモルトとして著名な蒸留所なのにもったいないことしてますね。
両方飲んでいたら、感じられるものも多くなるでしょうに
でもま、今日気付けて良かったです。
今後の課題ですね。