ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラフロイグ 12年 2005 OMC20th記念ボトル JIS向け

ラベル情報:

LAPROAIG

AGED 12 YEARS

DISTILLED NOVEMBER 2005

BOTTLED SEPTEMBER 2018

CARGED FROM A REFILL HOGSHEAD

ref: HL15035

52.9%

EXCLUSIVE BOTTLING JIS

THE 20TH ANNIVERSARY OF THE OLD MALT CASK SERIES

HANTER LAING

 

香り:潮風、ピーティ。グレープフルーツのワタ、レッドカラント。酸味のあるフルーティ。海藻、昆布、薬品香。メンソール。ヨーグルト、柔らかくスモーキーにモルティ。

味わい:ピーティな麦芽感が柔らかく。海藻、波飛沫。金属片。ヨーグルト。バニラウエハース。グレープフルーツの白皮、レッドカラント。煙草。ドライな印象。ヨードの甘みが長く。

好み:★7 74

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

NOSE: SALT, PEAT, AND IODINE.

(香り:塩、ピート、ヨード)

PALATE: SEAWEED, IODINE, AND SALTY PEAT.

(味わい:海藻、ヨード、塩辛いピート)

FINISHU: MEDIUM LENGTH, WITH MEDICINAL NOTES.

(フィニッシュ:薬品香。中程度の長さ)

 

※ラベルより

 

反芻:オフィシャルブログのコメントがシンプル過ぎてアレなのですが、雰囲気は合っていそうです。

フィニッシュの長さについて、私が 長い と感じたものにオフィシャルは “中程度の長さ” と感じたその違いは、上等なものを飲んできた経験値の差に由来するような気もします。(開き直るなら、オフィシャルや著名な方のテイスティングコメントを100%受け入れる必要はないとも言えるのかな?)

 

 

雑感:若さもあって良いラフロイグと思います。

メンソールや酒質の肩さ、ヨーグルトのヒント。

海藻とピートの甘み、ベリーっぽい酸味。

短熟ならではの美味しさ。

 

ピーティなモルトのいいところですね。

 

 

 

 

The Share キリン(ウィリアムソン)と飲み比べてみました。

面白いと思ったのは、湿度や粘り気みたいなものの違い。

湿度や粘り気から由来するフルーティな部分。

 

それについては、今回のボトルに軍配が上がると感じました。

 

 

もちろん樽の個性の違いなのでしょうが、

ラフロイグ』と『ウィリアムソン』と表記される違いはこの辺りにあるのかな なんて想像してみたり。

 

 

ちょっとした戯言でした。