ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

駒ヶ岳 4年 2016 フィッシュボーン 10周年記念ボトル

ラベル情報:

駒ヶ岳

貯蔵年月:4年7ヶ月 ※資料より

蒸留日: 2016/5/8 ※資料より

樽詰め日:2016/6/15 ※資料より

Bottled: Mar 2021

Cask Type: Bourbon Barrel

Cask No. 3319

発酵槽:鉄 ※資料より

フィノ―ル値:20ppm(ミディアムピート) ※資料より

62%

MARS

BAR fishborn

 

香り:出汁醤油。青林檎。針葉樹林、薬草、埃っぽさ。サイダー、爽やかな香り。

味わい:始まりは低音のモルトの甘み。オイリー、粘度がある。ベリーやオレンジピール。林檎、甘酸っぱい。餡子。ラムネ。フィニッシュにかけて軽やかな蜂蜜がふわっと。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り・りんご、ハチミツ、レモンスカッシュ、僅かにミントの香り

味わい・オレンジ、ライムピール、スパイス、シュガー

余韻・柑橘系の甘味、コーヒーバター

→昼下がりのオープンカフェ、ゆったりとした時間のまどろみを感じました。非常に美味しいと思います。

 

※資料より

 

反芻:大きくズレてはいないと感じるのは、自分に甘いでしょうか。爽やかな傾向の香り、柑橘系の味わい、その雰囲気。

“コーヒーバター” というのがあるのですね。コーヒーもバターもお金をかけた本物でないと美味しくならなそうですが。(それとも、バターが美味しければ安コーヒーでも美味しくなる? そういうものではない??)

 

 

雑感:針葉樹や薬草のような爽やかな香り。

自分が思う駒ヶ岳らしい香りが気持ちいいモルトでした。

かつ、どこかコクのある味わい。

 

熟成4年なのですよね。

凄いなぁ

 

 

資料を読んで驚いたのは、20ppmのピートが焚かれていたこと。

 

これが原酒の若さをカバーしてコクを足しているものと想像しますが、

正直飲んでいて気が付きませんでした。(資料は後から読みました)

 

オフィシャルのコメントにもそれらしいものは載っていませんし、その点ではホッとしています(笑)

 

 

そこでふと気になったのは、

先に情報を得ていたら、自分はむりくりにピートを探しにいったのかという自問。

 

そんなことはないと信じたいところですが、してそうな気がします(苦笑)

 

まだまだ様々な点で未熟の自覚ありです。

 

 

 

ただ、探しにいっても拾えなかったものを挙げることはない。

その点だけは自分を信じてあげられます。