ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

安積 山桜 ニューボーン(ミズナラカスク ファーストフィル)

ラベル情報:

ASAKA

YAMAZAKURA

NEWBORN SINGLE CASK

Distilled : 2017.1.5

Cask in Date : 2017.1.6

Bottled : 2017.06.28

Cask Type : New Japanese Oak Cask (Mizzunara) First Fill

Cask # : 17002

Variety of Barley : Crisp Malting Group ( Odyssey & Concerto )

Batch Size : 400kg of Malt

Wash Back : no, 705

Pot Stills : no.2. 1000L Copper Still / Straight Head,Downward Line Arm / Indirect Fire,Shell & Tube Condenser

62.7%

 

香り:甘い香り。水飴。白い木材。冷たく鋭いオークスパイス、白胡椒やクローブ。生姜。出涸らしの茶葉。バター、オリエンタルな香りもしっかりと。

味わい:水飴のような甘みが短く、直ちにオーキーなスパイスが舌に刺さる。ニューポッティ。針葉樹の香り。茶葉の甘い苦み。焦げのヒント。ハッカ飴。

喉の奥が熱くなる。

好み:★6 61

 

 

雑感:『New』と『First Fill』は両立できるのですね。

読んだ時に違和感を感じてしまいました。

 

『First Fill』とは他のお酒を熟成した樽に初めてウイスキーを入れた場合を指す言葉だと思い込んでいました。

『New Cask』は、新樽やヴァージンオークと表記されるイメージも強くて。

 

ですが改めて調べると、『First Fill』はあくまで初めて熟成に使用された樽を指す言葉らしく。なるほど新樽も該当するのですね。

思い込みはいつの間にか持っているものと実感です。

 

 

 

中身の話。

独特の甘みに注目すると楽しくなります。

 

ただ、口と鼻を大きく占めるのは針葉樹。陽のあたる針葉樹の香り。

ミズナラは広葉樹なのに面白いですね。

 

これはこれでアリです。

飲みにくいですが。(そもそも飲みやすさを意識するものではありませんしね)