ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

余市 10年 新ラベル 2022年販売

ラベル情報:

余市

10 years old

45%

 

香り:フルーティ。黄色いフルーツとベリー。スモーキー。炒った籾殻。煙草。蜂蜜かけのバニラ。

フルーティさが始終漂う優しい香り。

味わい:コクがあって驚いた。フルーツの缶詰。甘やかなスパイス。余韻にはじっくりとしたピーティな麦汁感。

好み:★7 77

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

熟成を重ねた余市モルトがもたらす、力強く重厚な味わいのシングルモルト。ウッディで甘いオーク樽の香りと熟したバナナのような果実香、力強く複雑なモルトの香り。洋梨のようなフルーティさと燻製を思わせるピーティーな味わい。重厚なコクとピートの香ばしさが調和した長い余韻が特徴です。

 

※裏ラベルより

 

反芻:おおよそ合致しているように感じます。そのなかで気付いたのは、“ウッディで甘いオーク樽の香り” のあたり。自分は “ウッディ” という表現を使うことが少なくて。(木材 とか色気のない言葉を使ってしまいがち)。その辺りを意識してテイスティング出来たら、もっと成長出来るように感じました。

 

 

雑感:ニッカのコク。

旨いです。

 

余市 5年 原酒 に感じたコクが確かにありました。

この感じが新しいこのボトルでも味わえるなら、この先の竹鶴にも手を伸ばしたくなります。

 

本当に良いですよね。余市のコク。

 

改めて、先達の方々がニッカファンになるのも分かるなぁと

 

 

その先達の方々がこの新しいボトルをどのように感じるのか、単純に興味があります。

余市はこんなものじゃない!と投げるのでしょうか?

これぞ余市!と認めてくれるのでしょうか?

 

公向きではない意見を聞いてみたいです。

 

 

 

 

以下余談。

このブログの記事タイトルについて

そろそろ新ラベルとか旧ラベルとかの表現は止めないといけないですね。

 

今日の新ラベルは明日の旧ラベル。旧ラベルは旧々ラベル。

 

今後は、流通年代を把握出来たら、そちらの記載をメインにしたいと思います。

 

 

あと、外飲みの記録が貯まり過ぎているので、一旦奇数日偶数日を気にせず記事を上げるかもしれません。

 

 

 

 

追記(23/07/17):

貯まり過ぎの弊害、1月以内のタイミングの記録です。

 

 

香り:アルコールが感じられる。燻したナッツ、クリーム。軽やかなスパイス、白胡椒。ベリー系のニュアンス。クリーミーな煙。ハッカも感じる。

味わい:甘く優しいスモーキー。生クリーム、葡萄、赤ワイン、貝出汁、潮気。加水らしさ、そして加水の良さ。樽由来の甘み、焦げ感、シロップ。カラメル。オリエンタルな焦げ感とも。

好み:★7 75

 

 

雑感:あゝ10年

NAの良いところをより良くして、悪いところを少し抑えて。

そんな味わい。

 

とても良いですね。

そして改めて、NA の質の高さに敬服します。

 

次回見かけたら、1本購入しておこうかな… ※NAの方です。

 

 

余市も宮城峡も、美味しいのですけど外で飲む機会は本当に少なくて。

自宅で飲んでいないと忘れてしまいそうです。