ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

トミントール 15年 2006 アクアヴィーテ 二十四節気:立春

ラベル情報:

TOMINTOUL

AGED 15 YEARS

DISTILLED 2006

BOTTLED 2021

MONBAZILLAC CASK

CASK#130

50.9%

立春 Start of Spring

AQUA VITAE

 

香り:フルーツキャンディ、オレンジ、葡萄やライチ、ラベンダー。ミント。梅干しのヒント。

明るい香り。フルーティなワイン樽由来の良さが伝わってくる。

味わい:甘い樽香、ケミカルな甘み、オレンジの白皮やライチ、マスカットワイン。花の香り。僅かなゴムっぽさ。砂糖と木香、スパイス。微かな渋みを伴う甘やかな余韻。

甘くなだらかな口当たり。

好み:★7 76

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:キャラメルポップコーン、チーズ、ホワイトレーズン、アップル、ホワイトチョコレート
味わい:ケーキ、チョコレート、ベリー、オレンジ、ウッディ
余韻:ドライトマト、サトウキビ、フルーツ

 

 

反芻:香りの “チーズ” や 余韻の “サトウキビ” は、読んでから飲み直すとなるほどこれか!となりました。“チーズ” は香りの前半に上げられていましたが、自分は後半に感じましたが。

“サトウキビ” も自分の挙げた 砂糖 よりも、そちらの方が相応しいと。繊維質だったり生っぽさがあったり、その辺り。勉強になります。

 

 

雑感:ワインカスクが得意ではない自分ですが、

このボトルの香りはとても好きです。

 

ワインカスク熟成のウイスキーというよりも、ウイスキーのニュアンスのあるワインのような明るい香り。

 

対して味わいは落ち着いた印象でした。

とてもなだらか。グレーンみたいといったら大げさでしょうか。

 

 

今回は開封直後。

微加水すると、ケミカルなところとスパイスの印象が大きくなりました。あとオレンジの花。

香りも味わいも今後どう開いてくるのか、期待して待とうと思います。

 

 

 

最近は2本セットで販売されることが多いですね。このシリーズ。

今回は立春春分

2本同時に販売すると、2本同時に買おうという人も多いのでしょうか。価格もそこまで高くはありませんし

 

残るは夏至

アイラ系かと勝手に予想しているのですが、なにが来るのか今から楽しみにしていますw

 

 

…シリーズ全24本に増えたりしませんよね?