ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カナディアンクラブ 1983

ラベル情報:

Canaduan Club

This Whisky is Six Years Old

1983

40.0%

 

香り:シロップ、透明な甘さ。砂糖水。ミント、微かな薬草。木材香。

抑揚のない、しっとりとしたケミカルな甘い香り。

味わい:口当たりは柔らかく、するっと通り抜ける印象。ケミカルな甘さ。シロップ、ハーブ香。瓜系の甘み。仄かな苦み。ミントや蜂蜜を感じる余韻。

なめらかで爽やかな味わい。嫌なところのない甘く優しいウイスキー

好み:★6 65

 

 

雑感:カナディアンクラブはブレンデッドウイスキーに近いもの。

ライ麦の他にトウモロコシや大麦等の穀物がそれぞれの方法で蒸留され、

ブレンドして6年間の樽熟成を経てボトリング。

 

 

中身の率直な感想。

リキュールみたいといったら失礼でしょうか?(どちらに?)

 

美味しいのですけれど

わざわざ飲むこともないかなぁ という感想が…。

 

なんというか、日常の店頭に並ぶウイスキーボトルに近い感じがするのです。。

上手く言えないのですが

 

 

 

カナディアンウイスキーの品質の全盛期は70年代、80年代は下降線をたどり始めた時期。(理由は、原材料の品質というお決まりの話から蒸留の方法の話まで多岐に渡るとか)

このボトルの蒸留は1983年、変化が始まっていたのでしょうか。

 

 

 

微加水すると味わいがハッキリとしました。

穀物ちっくな甘みが膨らんで、ブラウンシュガーも感じられたり。

グレーンらしさも大きくなりますが、断然こちらが良いですね。

 

ただ、杯を重ねていくと、べたりと酔います。

ご注意を