ラベル情報:
SILENE
Vivant
41.2%
香り:モルトの甘み、薄めたオレンジ。グラッシー。白木のイメージ。
味わい:オレンジ。モルトのクリームを薄めたイメージ。草原。ライム、シトラスの酸味。ピンとした樽の香り。
好み:★6 63
大麦は地元シャラント県産有機栽培大麦。
蒸留もシャラント式蒸留器。※コニャックの精製に使用される蒸留器。
熟成樽までアリエ県産フレンチオーク。
全ての工程を地元で完了している Alcools vivant社の一品。
ラベルの鬼は、鬼ではなくて酒神バッカスの養父シレーノス。酔っぱらいの神様でもあるとかw
そして、その味わいについては、
拍子抜けしたというのが自分の本音。
良く言えば飲みやすく、悪く言えば個性が拾いにくい。
ですが、これは狙って到達したもののような気がしています。
自分の好みの★は低めになってしまいましたが、フランス市場の好みはこのあたりにあるのではないでしょうか。
使用している蒸留器の種類や、ピートを使用しない製法、熟成樽の種類。
その辺りが、口当たりの良さを重視していることを指しているような
そんな気がしました。
J&B や パスポート と同じ方向を向いている印象です。
もっと熟成年数を重ねれば、ふくよかに旨味が拾いやすくなるのかな?
チャンスがあれば味わいたいものです。
(そういえば、アビンジャラクの X もまだ飲んでないなぁ…)
ちなみに。
テイスターの方々はどんなコメントをしているのか気になり、検索したのですが、
ウイスキーマガジンのサイトに記事は見付からず、ガロアでも紹介されていたのか分からず。。
他の人のコメントをとっかかりに良いところ探しをしたかったのですが、残念です。