ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

アードモア 14年 2008 モルトマン

ラベル情報:

ARDMORE

AGED 14 YEARS

DISTILLED July 2008

BOTTLED October 2022

WOOD TYPE Refill butt

ask No: 108431

53.9%

The maltman

 

香り:べたっとした樽由来の甘み、べっこう飴や焦げた砂糖。乾いたピート香、シトラス系、潮気。海岸の焚火。バニラやメンソール、黒豆。ベリージャムのヒントも見える。

味わい:甘い潮風、黒糖や樹液。濃いピートの中に苺のヘタ部分。青さも感じる。生クリーム。プラム。プルーン。活き活きとオーキー、黒胡椒、スパイシーで甘い余韻。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

微かなピートの後は黒蜜、ドライレーズン、レモンバーム、ローストしたコーヒー豆、ダークチョコレートとプレシアのようなフローラル的なアロマ。

フレーバーは心地いいピート感とスモーキーさ、オーク、ショコラの風味とともにスパイシーの余韻が広がる。

 

※通販サイトより

 

 

The nose has some peaty aromas with hints of green tea and bonfire embers.

(香りはピート香があり、緑茶や焚火の残り火のようなニュアンスがある)

The palate is velvety in texture with some creamy peppercorn and nutty notes.

(味わいはベルベットのような質感、クリーミーなペッパーコーンやナッツの香りが感じられる)

Let it breathe and some spicy dark chocolate and fresh pastry flavours come through.

(吐く息にはスパイシーなダークチョコレートと新鮮なペストリーの風味が現れる)

The finish is warming with a little smoke and subtle marzipan.

(フィニッシュは、少しスモークと微かにマジパンのような温かみのある味わい)

 

※裏ラベルより

 

反芻:なかなか合っているのではないでしょうか。

通販サイトの中では、“フローラル的なアロマ” になるほどと。おそらく、ベリー系のところと共通していると思うのですが。言われるとフローラルと感じてきます(笑)

裏ラベルの方で印象的だったのは “緑茶” のところ。膝を打ちました。また、マジパンも分かる気がします。

オフィシャルのテイスティングノートを読みながら味わう愉しさがありました。

 

 

雑感:所謂、件のアードモア。

Twitter界隈で一瞬で火が付き燃え上がったボトルです。

 

アイリッシュトロピカルなアードモア” というキャッチーなフレーズ。これには琴線かき鳴らされますよね。

令和商会の工藤さんはそこらへんのセンスも凄いですw

 

 

ケミカルなテクスチャーには頷きます。自分はより砂糖とかに寄っているようにも感じましたが。

トロピカルはそんなに…。自分の感じた 青い部分 がそう変化していくのでしょうか。

 

 

開封直後はまだまだ。

本領発揮は1ヶ月以上経ってからという話もあり、将来が楽しみです。