ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンファークラス 15年 TWE

ラベル情報:

glenfarclas

15 YEARS OLD

58.6%

Exclusive for thewhiskyexchange.com

 

香り:ハイトーンのシェリー樽の香味。ハッカ、硬めのベリー香。アルコール感、スンと冷たい印象。

味わい:硬め。ニスを塗った木材の香り、バター、オイリー。ベリーのインパクト。コーキングされたオレンジ。冷凍カシス。

好み:★7 71

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

WOW a punchy Honey, Wheat and Oats aroma, a breakfast whisky for sure, ending with freshly cut flowers.

(ハニー、小麦、オーツ麦のパンチの効いた香りは、朝食にふさわしいウイスキー! 〆には切り花を)

Silky velvety texture enveloping your entire  mouth, a very smooth balanced dram. Amazingly palatable, very easy to forget this whisky is over 100 proof.

(シルキーでベルベットのような質感が口全体を包み込み、非常になめらかでバランスの取れた1杯。このウイスキーが50%以上であることを忘れてしまうほど、驚くほど口当たりの良いウイスキーです)

Lovely elongated finish, light vanillas, and a very light dusting of brown sugar.

(美しい伸びやかなフィニッシュ、軽いバニラ、そして極軽くブラウンシュガーをまぶしたような味わい)

 

※裏ラベルより

 

反芻:“シルキーでベルベットのような” が自分の感じた ニス だったり コーキング だったりするところなのでしょう。この差は、好みの違いなのか、センスの違いなのか、つまりは育ちの違いなのか気になるところです。

兎にも角、非常になめらかなファークラスです。

 

 

雑感:圧殺系と受け取れるとも思う。

香りのファーストアタックは間違いなく圧殺系のひとつです。

味わいも香りほどではないにせよ、その傾向が大きく感じられました。

 

正直、意外な印象でした。

エクスチェンジのセレクションでもこういったボトルがあるんだな と。

 

反芻の項でも感じたことですが、テイスターと自分の基軸に大きな違いがあるのかも知れません。

捉え方が間違っているとは思いませんが、違ったの視点があるのかもと。

 

 

もう一度振り返ってみたいボトルです。