ラベル情報:
AGED 17 YEARS
Distilled: 2002
Bottled: 2019
Cask: 1 x Bourbon Hogshead
53.6%
SINGLE CASK
CADENHEAD
香り:フルーティ&ソルティ。ラズベリージャム、ファイバーパイナップル。肥沃な土のイメージ。ハッカ、潮風。
味わい:苺とバタートースト、煙草。スモーキーの中にグレープフルーツのワタ、ラズベリー。炒ったナッツ。潮気。ハッカ。
舌をくすぐるように後を引く。
好み:★8 82
【オフィシャルのテイスティングノート】
Nose: Really creamy and oily, with paraffin smoke, lime pickle and petrol lawnmowers.
(香り:とてもクリーミーでオイリー、パラフィンの煙、ライムのピクルス、芝刈り機のガソリン)
Palate: Dry smoke gives way to initially sour apples then becomes creamier with gooseberries and liquorice.
(味わい:ドライなスモークは、最初は酸っぱいリンゴを感じさせ、やがてグーズベリーとリコリスを伴ったよりクリーミーな味わいに変化する)
Finish: Oily smoke and fruits - a classic!
(フィニッシュ:オイリーなスモークとフルーツ。クラシックな味わい!)
※裏ラベルより
反芻:“クリーミー” と “オイリー” が大きいようですね。バタートースト で同じものが拾えているかなぁ。全体的にズレているのが本当でしょう
香りの “パラフィンの煙、ライムのピクルス、芝刈り機のガソリン” がどれも興味をそそられます。これを頭に入れてまた飲みなおしたいです。
雑感:ゆっくりと。
開くのに時間がかかるので。
最初は潮気が強いけれど、時間をおくとベリー系が豊かに。
印象が変わっていきます。
美味しく、愉しいモルトでした。
購入するには手の届かない価格帯になって久しいですが、
飲める機会は逃さないようにしないと。
追記(23/06/11):
飲める機会を逃しませんでしたw
香り:フルーツの酸味。林檎、パイナップル、パッションフルーツ。落ち着いた煙、綺麗な煙。
シンプルながらフルーツと煙の香りが心地よい。
味わい:スモーキー、焦げ感、黒胡椒。生姜。燻したバニラ。林檎の皮、パイナップル、フレッシュなフルーツ。黒岩に弾ける波飛沫、樽の渋みで〆るキレのあるフィニッシュ。
煙と果実のバランスが素晴らしい。
好み:★8 85
雑感:ジューシーさに傾き過ぎてスモーキーさが薄れているのではない。
両立している。
素晴らしいです。
オフィシャルのコメントと合っていないのは相変わらずですが、
自分の方に自信を持てるくらい。
開いた状態をテイスティングするコメントはよく見かけますが、
このボトルに関しては、テイスティングからボトリングするまで時間が開いたのではないかと想像してしまいます。熟成期間が半年以上違うのでは…なんて。
もちろん正解を知る由もありませんが。
兎にも角。
とても美味しいボウモアです。
流石は金ケイデン。
再会できて幸運でした。
ありがとうございました。