ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ダンヒル オールドマスター 80年代前半流通

ラベル情報:

DUNHILL

OLD MASTER

Finest Scotch Wshiky

43%

 

香り:埃っぽさ、高級家具。べっこう飴、蜂蜜、ブラックベリーのジャム。ふくよかなモルトの甘み。仄かな土の香り。ニッキ。

味わい:べっこう飴、濡れた樽香。黒糖。メロン、枝付きレーズン。焼き林檎。杏。黒糖紅茶。籾殻。甘い苦み。葉巻。ミント、オールドグレーンのコクのあるなめらかな甘さが長く。

好み:★7 76

 

 

雑感:おそらくまだ開いていないと思うのですが、

なめらかで程よい厚みがあり、とても飲みやすいウイスキーです。

止まりません。

 

自分のテイスティングノートに、黒糖 と 黒糖紅茶 と2回被っているのは自覚していたのですが、どちらも外しがたく…

こうした時は、どうしたら良いのでしょう?

 

 

 

微加水すると、期待通りに華やかに。

そして甘さが明るく拡がります。

レーズンというよりも葡萄、杏が強く。

グレーンの主張もハッキリと。

また、ピート由来なのか、チャーされた樽に由来するのか、苦みも大きくなるのが意外なところ。

 

 

底部が広い形状の瓶ですから、空気に触れる面積も大きく

早く開いてくれそうです。

 

近いうちにまた飲んでみたいと思います。

 

 

 

瓶の形状といえば、

正面から見ると、左右の肩の印象が違います。左はなで肩、右はいかり肩。

 

これは、技術が未発達だった古い時代のボトルをデザインしているそう。

 

 

お手元にきたら確認してみてください。

 

 

 

併せて、ラベルのダンヒル表記デザインについて。

80年代前半では大文字、後半からは見知った小文字へと変化します。

 

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