ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

マノックモア 11年 2010 エイコーン オマージュトゥカレドニア

ラベル情報:

MANNOCHMORE

Aged 11 Years

Distilled in March 2010

Bottled in September 2021

Matured in Hogshead

#3369

56.9%

homage to Caledonia

ACORN

 

香り:明るいフルーティ、オレンジや洋梨、微かな苺。落ち着いた樽香、少しだけの焦げ感。

味わい:スパイスとオレンジピール。砂糖とクリーム、スパイス、軽やかな樽香。

若々しくパワフルなスペイサイドモルト

好み:★7 74

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:ドライフルーツケーキ、メントール、麦芽糖、バニラ、シナモン、ハチミツ、ほのかにキャラメリゼナッツ。

味わい:しっかりとしたドライフルーツと穀物の甘味、追いかけてフレッシュな酸味とパウダースパイスの渋みがバランスよく広がります。

フィニッシュ:余韻は長く、ドライさの中にフルーティーさと暖かみが感じられます。

 

 

反芻:う~ん。合っていませんね。オフィシャルのコメントの味わいにある “フレッシュな酸味” を自分は香りに拾ったような気もしますが。

コメントを読みながら再度飲んでみたいと感じました。

 

 

雑感:オマージュ・トゥ・カレドニアとは、カレドニアをたたえるの意。

カレドニアとはスコットランド古代ローマ人の呼称。

 

自分の記憶にあるシリーズラベルと違っていたので、全く気付きませんでした。

もっとアンテナを高くしないといけません。

 

 

 

兎にも角。

ボトルの中身は、若々しさを感じさせつつもそれが良い方向に働いていると感じさせるモルトでした。

熟成感とはまた違うフルール感を愉しめるモルト

 

オフィシャルのコメントとはズレていましたが、好きです。

 

 

 

ふと。

昔は10年程度の熟成でも短熟とは思えなかったことを思い出しました。

今でも、18年から長熟の印象ががありますし。(これは間違いなく山崎 18年の影響)

 

ここら辺の感覚は、ウイスキーにハマった年代による格差も大きいのでしょうね。