ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレントファース 7年 2014 アクアヴィーテ 二十四節気:冬至

ラベル情報:

GLENTAUCHERS

AGED 7 YEARS

DISTILLED 2014

BOTTKED 2021

MATURED IN SHERRY CASK

CASK#0510

53.1%

冬至 winter solstice

AQUA VITAE

 

香り:硬いシーズニングシェリー樽香のクセ、熱をいれたラズベリー、メンソール。木材。バタークリーム。シリアル。

味わい:ラズベリー、プルーン。メンソール。木材。ドライオレンジ、シナモン、ソルティ、ゴムっぽさ。シェリー樽由来のスパイスと甘みが厚く長く続く。

好み:★6 69 

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

香り:プラム、バター、チェリー、ドライフルーツ

味わい:パイナップル、ドライトマト、チョコレート

余韻:ライム、オレンジ、レーズン、チョコレート

 

 

反芻:なかなか合っているようで嬉しいです。特に、香りの “バター” はストンと降りてきたイメージだったのでニヤッとしてしまいました。“オレンジ” の主張も分かりやすいです。ただ、“チョコレート” は自分には感じられなかったかな。

 

 

雑感:このスペックとしては上々の仕上がり

と感じました。

不遜な感想ですが

 

短熟シェリー樽熟成のクセは確かにありつつも、殊の外フルーティ。

ベリー系はもちろん、オレンジやライムまで。

全く平坦ではありません。

 

事前に予想していた味わいの枠内から抜け出ることはないのですが、その枠内で最大限品質の高いものになっているように感じました。

そのギャップの観点から評価するなら、もっと高得点。凄いと思います。

 

飲まれる機会がありましたら、

是非、時間をかけて味わって欲しいです。

 

 

 

 

中身と関係ないのですが、

今回の冬至、化粧箱の蓋に指紋のような汚れがあって驚きました。

 

箱詰めした人が汚れた手で触ってたのか とかなりげんなりした気持ちに

 

 

ですが、色々試して観察してみた結果、

おそらくラベルにある墨のような模様と同じものだと判断しました。

 

自分の早とちりだったのはなによりなのですが、

単純な疑問として浮かんでくるのが、どんな状況で付いたのか(もしくはどんな計画で付けたのか)ということ。

化粧箱についているのは蓋だけで、正面にも側面にも付いてないのです。

 

不可思議。。

 

 

汚れを落とそうと、消しゴムもレンズクリーナーも色々試しました。

ダメにならなくて良かったです(苦笑)