ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

バルメナック 8年 2013 アクアヴィーテ 二十四節気:秋分

ラベル情報:

BALMENACH

AGED 8 YEARS

DISTILLED 2013

BOTTLED 2021

MATURED IN SHERRY CASK

CASK#05015

54.1%

秋分 Autumnal Equinox

AQUA VITAE

 

香り:落ち着いたシェリー樽香、ナッツ、オイリーなニュアンス。オレンジの搾り汁。その奥には涼やかさ、青林檎やキウイ、モルトも。

味わい:まったりとしているシーズニングシェリー樽の甘み、その癖。シナモン、出汁醤油。オレンジとスパイス。

好み:★7 73

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

香り:レーズン、オーク、焼いたトースト、イチジク、チョコレート、桑の実(マルベリー)

味わい:暖かみがある、バニラ、スモーク、アイスクリームソーダ

余韻:ハーブ、レーズン、オーク、ベリー、グレープ

 

 

反芻:“暖かみがある” は感じられました。ですが、全体的に合っていないですね。手元にあるボトルをもう一度味わいたいと思います。

それにしても、“アイスクリームソーダ” ですか。あったかなぁ

 

 

雑感:二十四節気シリーズ第3弾。

ラベルの動物は萬里蟹(バンリガニ)。

 

萬里蟹は、その名前の動物がいるわけではなく、台湾新北市万里区で水揚げされるカニのブランド名だそうです。

ちなみに、胴体が梨、足がニンニクの新芽。

 

カニの目のパワーって凄いですね。

そこに目線が引っ張られます。

 

 

 

中身は、バルメナック蒸留所。

手元にあるシングルモルトウイスキー大全では、バルミニックと記載されています。

 

基本的にブレンデッド用に製造され、オフィシャルのシングルモルトの販売は稀。

ブレンデッド用とは具体的に、どんな商品に使用されているのかは分かりませんでした。操業している会社の名前を冠したインバーハウスにも、キーモルトのなかに名前は挙がっていないのです。

 

 

このボトルについては、若さなりに美味しいモルトという印象。

もっとプラスの言葉でいうと、この年数にしては上々の仕上がり。

派手なアピールはないまでも、探すと良いところがある感じ。

 

流石はブレンデッドに使用されるモルトといったところでしょうか。

 

 

10年オーバーのバルメナックにも興味が出てきました。