ラベル情報:
VITAL SPARK
BATCH: CHRISTMAS
SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
AGED: 12 YEARS
FINISH: SHERRY MATURED
51.5%
MAESOWSIDE BLENDING
香り:メロウ、カシス、ベリー系のジャム。煙草、潮気、スモーキー。林檎。消毒液。麦芽香がまったりと。
味わい:湿ったスモーク。カシスの砂糖煮。煙草、潮気、ハッカ。黒胡椒、スパイシー。プラム。乾いた木材。ピーティで収斂味の一歩手前の余韻。
好み:★7 71
【オフィシャルのテイスティングコメント】
Aroma - medicinal, sweet peat, berry jam.
(アロマ - 薬用、甘いピート、ベリージャム)
Palate - warming, with some nutty notes, salted liquorice, spicy figs and Christmas cake.
(味わい - 温かみがあり、ナッツの香り、塩漬け甘草、スパイシーなイチジク、クリスマスケーキが感じられる)
※ラベルより
ブラックチェリーの果実香から徐々にスモーク香が広がる。
メープルシロップ、ほのかにスモーキーでピートを感じる。
シェリーの甘さとロースト香が長く続く。
※通販サイトより
反芻:ラベルのコメントには近いように感じます。肝心の “クリスマスケーキ” は浮かんできていませんでしたが(苦笑)
逆に、通報サイトのコメントとは違っている印象。“ほのかにスモーキー” かなぁ。自分は結構強く感じたのですが。
雑感:メドウサイド・ブレンディング社はモルトマンの会社。
自分の中でモルトマンはかなり上位のブランドです。
シグナトリー・カスクストレングスやOMCもですね。
劇的な経験をしたか、平均したクオリティ、価格、そもそも買えるか…等々
誰かのボトラーズブランドを好きになった理由を聞くのは楽しいです。
このボトルも、おおよそ期待に応えてくれました。
おおよそというのは、
もう少し、フルーティな面を求めたところもあった為。(クリスマスエディションという響きにどうしても…)
ただ、冷静にスペック(12年熟成 や ヘビーピーテッド の辺り)を考えると、そもそもその期待がズレていたというのが正解でしょう。
きっと間違いのない品質です。
教科書の ピーティなシェリーカスクのモルト というページには載っていそうな1本。
ネットを眺めていたら、中身はロッホローモンドとの情報がありました。
そこで、手元にあった ロッホローモンド 10年 2006 OMC と比べてみたのですが、自分の感覚では判断適わず。。
そもそも、樽がシェリーとバーボン。双方とも樽の影響が大きく、つまり違いも大きくて
共通項を探そうにもピート香がそれを阻んでくるし。
正直な感想は、
同じと言われれば同じだし、違うと言われれば違うし、、、
といった感じ。
むずかしいです(苦笑)