ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

桜尾 シェリーカスク スティルマンズセレクション

ラベル情報:

桜尾

SHERRY CASK

STILLMAN'S SELECTION

50%

 

香り:品の良いピート香が迎えてくれる。その後からシェリカスクの硬い香り、枝付きレーズン、コーキングされるよう。燻した板チョコ。微かな潮風。

味わい:スモーキーにソルティ。乾いた木材、その甘み。若いシェリー樽香。ピーティなシロップ。蜂蜜、潮気。

好み:★6 69

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り レーズン、カカオの香りがゆるやかに立ちあがる

味わい ダークチェリー、オレンジを思わせるフルーティーな味わいがほのかなピート香と調和する

フィニッシュ ビターな甘さとウッディーな香りの深い余韻

 

 

反芻:“ピート” があって良かったです。オフィシャルは “仄かなピート香” となっていますが、自分は濃いめに感じられました。ただ、例によって、チャーされた樽の焦げ感を捉え間違えている可能性も捨てきれません…。

次回、自分がどう捉えるのか気になります。

 

 

雑感:ピートと潮気、シェリカスク。その三元素。

複雑味はないけれど、その3つで充分強い。

 

全くトゲがなく。

ナチュラルストレングスの50%と加水の50%は別物と分かるよう。

 

両方共に良い。

このボトルのバランスの素晴らしさ。

 

同時に、これ以上加水すると崩れそうとすら。

 

 

そんなことを思わされたモルトでした。

 

 

 

このボトルは美味しい。

では、他のボトルは? 主張の少ない樽のボトルでは?

 

なんて興味も少し湧いて。

 

 

桜尾蒸留所、気にしておきたいブランドのひとつになりました。