ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カリラ 28年 1990 ダグラスレイン XOP

ラベル情報:

CAOL ILA

28 GLORIOUS YEARS OLD

DISTILLED MARCH1990

BOTTLED UNE 2018

ONE REFILL HOGSHEAD

DL12536

54.8%

XOP

DOUGLAS LAING'S

 

香り:甘い潮気、煙草。柑橘系の皮。籠ったピートを伴う麦芽の甘み。ハッカ飴。

味わい:初めは暖かい印象、潮気も強い。燻したオレンジの皮、焦げた薪材。ハッカ飴。薬品香と苦みがうねる。グレープフルーツのワタ、燻されたスパイス、砂糖、金属片。フィニッシュは冷たく感じる。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

OPEN THE BOTTLE AND DETECT ITS IMMEDIATE BEACHY, IODINE AND ASHY QUALITY ON THE NOSE.

(ボトルを開けるとすぐにビーチの香り、ヨードや灰のような香りを感じる)

THE PALATE IS SOFTER AND MORE SUBTLE WITH LATER SMOKED BARLEY, SOOT AND CHARCOAL, WHILE THE FINISH IS DISTINCTLY SWEET, GENTLY SMOKED AND NICELY SPICED (FHL)

口当たりはよりソフトで繊細、後からスモークした大麦、煤、炭の風味が感じられる。フィニッシュははっきりとした甘さ、優しくスモークされ、上手くスパイスが効いている。

 

※ラベルより

 

反芻:香りは合っていると思います、味わいも及第点ではないでしょうか。フルーティというよりも煙や煤っぽさが印象的に感じました。

 

 

雑感:ツンと澄ました女性みたい。

そんなイメージが浮かびました。

暖かさを秘めた冷たさ。

 

アイラ系に求めがちなフルーティはありませんでしたが、

28年熟成とは思えない若々しさがあるピートを愉しめるモルトです。

 

 

 

漠然とですが、

ワットウイスキーの 11年 と同じ方向、延長線上にあるような気がしました。

 

 

 

 

(よろしければ)