ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ボウモア 21年 1997 ダグラスレイン XOP

ラベル情報:

BOWMORE

21 GLORIOUS YEARS OLD

DISTILLED NOVEMBER 1997

BOTTLED MARCH 2019

ONE REFILL HOGSHEAD

DL13080

57.6%

XOP

DOUGLAS LAING'S

 

香り:ミント、出汁感、ねっとりとした南国フルーツ。グアバパッションフルーツ、グレープフルーツ。微かな海水、ヨード香。乾いた木材。甘酸っぱさが残る。

味わい:潮気、ピーティな南国フルーツ。グレープフルーツ、パイナップル。ラズベリー。明るく甘酸っぱい。その後には低音のヨード香、出汁感。ハッカが高らかに。余韻には煙草。胡椒と甘い塩。

好み:★8 83

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

BIG, BOLD AND SALTY EARLY ON THE NOSE, WARMING TO A SWEET PEAT CHARACTER WITH OBVIOUS BARLEY QUALITES.

(香りの始まりは大きく、大胆で塩辛い。次第に甘いピートと明らかな大麦の特徴が現れる)

THE PALATE OPENS IN A DAMP EARTH, COAL DUSTY BURST, INCORPORATING SUMMER TAR, DRIFTING SMOKE AND A DULCET PHENOLIC CHARACTER.

(口に含むと湿った土や石炭の粉がはじけ、夏のタール、漂う煙、淡いフェノールのキャラクターが感じられます)

THE FINISH IS A FINE REPLICATION OF WHAT WENT BEFORE (FHL)

(フィニッシュにはこれまでの味わいが見事に再現される)

 

※ラベルより

 

反芻:どこにもフルーツが挙げられていないですね。溢れてると思うのですけど。。

購入してから時間が経っている為、開いて全盛期になったとも考えられるでしょうか。

ジュラ 28年 アートワーク でも同じ経験をしたことを思い出しました。

 

 

雑感:オフィシャルのコメントと違ってもいいかな

このボトルに関してはそう思いました。

自分はこう感じた!と言えます。自分はフルーツ溢れていると感じました。

 

 

瓶詰した段階では、フルーツのテクスチャーはなかったということは、

練られていくなかで開いていったものなのでしょう。

 

1本買う愉しみを存分に味わえるボトルですね。

今回は小分けで買ったおかげでそれを味わえたと思うと、幸運でした。