ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

トマーティン 29年 1989 GM コニサーズチョイス カスクストレングス

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ラベル情報:

TOMATIN

AGED 29 YEARS

FILLED 1989

BOTTLED 27.06.2018

MATURATION REFILL AMERICAN HOGSHEAD

BATCH 18/039

54.9%

CASK STREGTH CONNOISSEURS CHOICE

GORDON & MACPHAIL

 

香り:明るくフルーティ、パッションフルーツ、ライチ、レモンティーグアバ。脇に控えるモルト香が心地よい。蜂蜜、紅茶。

味わい:フルーティな蜂蜜、葡萄、マスカット、ライチ、綺麗な樽香とその苦みがアクセントに。製菓用のラム酒フルーツティーの余韻。

好み:★8 88

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

fresh PEAR and GREEN APPLE aromas.

(フレッシュな洋梨と林檎のアロマ)

Warming WHITE PEPPER mingles with LEMON ZEST and FRESH CUT GRASS.

ホワイトペッパー、レモンの皮のすりおろし、フレッシュカットグラスが混ざり合った、温かみのある味わい)

sharp GRAPEFRUIT flavours unfold and finish  with a CHARRED OAK edge.

(シャープなグレープフルーツのフレーバーが広がり、チャーしたオーク香のエッジでフィニッシュ)

 

※ラベルより

 

反芻:どうでしょうか? 香りの表現は合っていると思います。味わいの方も方向性は同じではないかな…。

余韻でいえば、同じ渋みを感じていると思うのです。オフィシャルの方は、自分のよりも甘酸っぱい方に寄っているのかなと。

 

 

雑感:奇跡の年に惑わされてるだけではいけないですよね。

ふと感じたのは、トマーティンに南国フルーツを求めている自分でした。

 

それとは違う方向ですが、このボトルに感じるフルーティさも気持ち良いです。

甘酸っぱいだけではなくて、明るいイメージ。

モルティな甘みが側面から支えているようなバランス。

 

素晴らしい1本だと思います。

 

 

 

このボトルは80年代蒸留ですが、

改めて近年のものに向き合ってみたくなりました。

また違う良さを拾えそうな気がしています。