ラベル情報:
Ichiro's Malt & Grain
World Blended Whisky
LIMITED EDITION
48%
原材料名:モルト、グレーン
ロットナンバー: 29
香り:ツンとした印象。バニラ、針葉樹。バナナとナッツ。仄かな焦げ感。乾燥パスタも。
味わい:ゆったりとした味わい。ナッツオイル、ペーストしたバナナ、洋梨。生木の香り。焦げた牧草、植物系の苦み。バニラとミントが浮かんでくる。
好み:★7 73
【オフィシャルのテイスティングコメント】
熟したプラムのようなまろやかな酸味、それを包む甘みは軽やかな綿菓子のようで、熟成を重ねたグレーン原酒の心地よい樽香にのって口の中でいつまでも続きます。
※裏ラベルより
反芻:“綿菓子” はなるほどという感じです。自分が感じた 焦げ感 は “心地よい樽香” にあたるのかな。
時間をおくと “心地よい樽香” がとても豊かになりますね。
雑感:やはりイチローズ(ベンチャーウイスキー)のブレンデッドは良いです。
飲みやすく、それでいて旨味も感じられて。
お湯割りにしてたら丸っこくなってまた愉しめます。
ミントやキャンディちっくなアメリカンのニュアンスが浮かんできますが、暖かい中ではそれもまた良し。
ワールドブレンデッドって舐められがちですが、このイチローズのボトルは良いですね。
量産も求められる大手メーカーとの違いも大きいのかな。
ワールドブレンデッド同士の飲み比べ
やはりこの2本は比べてみたくなりますね。
まず香りで感じたのは、リミテッドエディションの方がナッツやバニラの主張が強いということ。
ホワイトラベルは、ホワイトオーク?の樽香が印象的です。
味わいは、リミテッドエディションの方がしっかりとしています。腰があるというのか。
ホワイトラベルは、比べるとべったりとしている印象。
これはグレーンの割合によるものと推察しますがどうでしょうか。(開封からの時間差も大きいかな)
自分の総括は
満足感があるのは、リミテッドエディション。
ただ両方が並んでいて、どちらかを買うとなったら悩む。。
そんな印象です。
と言うのも、ストレートでは差が大きいのですが、
お湯割りではどちらも美味しく感じました。
つまり、お湯割りならそこまで差が無いようにも感じてしまったのです。
ストレートで愉しみたいボトルは他にもあるし、
お湯割りなりでざっくばらんに愉しむのなら、ホワイトラベルが急上昇してくるのではと。(価格を含めて)
そう感じたのです。
旨いボトルは割っても旨いとはよく言われますが、自分にはなかなかできない。
そんな小市民の正直な感想でした。